2014年
コンクリートの乾燥収縮ひずみの最終値に養生時の温度履歴が与える影響
土木学会論文集E2(材料・コンクリート構造)
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- 巻
- 70
- 号
- 4
- 開始ページ
- 428
- 終了ページ
- 440
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/jscejmcs.70.428
- 出版者・発行元
- Japan Society of Civil Engineers
本論文は,乾燥収縮ひずみの最終値に与えるコンクリートの養生中の温度履歴の影響を調べたものである.橋梁の上部工においても,支間の長大化にともない,高強度コンクリートの使用に加えて,部材厚の増加により,養生中のコンクリート温度が高くなる傾向にある.本研究では,実構造物レベルの部材において,コンクリートが養生中に受ける温度履歴が,乾燥収縮ひずみに与える影響を調べ,養生中の温度が高いほど,乾燥収縮ひずみの最終値は小さくなることを実験的に明らかとした.また,コンクリートの乾燥収縮ひずみの最終値と養生温度の関係を表す構成則と,その構成則を用いて,養生中に種々の温度履歴を受けるコンクリートの乾燥収縮ひずみの最終値を求めるための硬化則を提案した.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/jscejmcs.70.428
- ISSN : 2185-6567
- CiNii Articles ID : 130004962077