MISC

2006年10月18日

多対多モバイル通信のための遅延制約を考慮した共有木型経路再構成手法

電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム
  • 山田 剛
  • ,
  • 吉村 匠二
  • ,
  • 河野 圭太
  • ,
  • 木下 和彦
  • ,
  • 村上 孝三

106
310
開始ページ
111
終了ページ
114
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

近年,移動端末の高性能化と無線通信環境の整備により,ビデオ会議などの広帯域多対多通信アプリケーションの移動端末での利用に期待が集まっている.この様なサービスを効率的に提供するには,マルチキャストの利用が必要不可欠である.現在,有線ネットワークにおいて多対多通信に適したマルチキャスト経路制御プロトコルとしてCBTが存在する.しかしながら,モバイルネットワークでこの方式を利用すると,端末移動後のマルチキャストツリーの再構成によりツリーを構成するリンク数が増加するという問題や,要求するQoSを満たさないユーザが発生するという問題が発生する.そこで,本稿では,端末移動が発生し新しい経路が構築された後,コアからメンバまでの遅延を考慮してコアを変更する方式を提案し,シミュレーションによってその有効性を明らかにする.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004850912
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11546431
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/8539351
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110004850912
  • CiNii Books ID : AA11546431

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