2011年4月 - 2015年3月
山岳地における気温・日射量を指標とした融雪強度モデルの汎用化と雪崩防災への適用
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 23310124
- 体系的課題番号
- JP23310124
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 15,730,000円
- (直接経費)
- 12,100,000円
- (間接経費)
- 3,630,000円
気温と日射量から融雪強度を推定するTemperature-Radiation Index Melt Modelの山岳地における汎用化手法の構築を目的として、多地点での融雪熱収支観測データに基づきモデル係数の変動特性を調べた。また、本モデルと積雪層浸透モデルを組み合わせて得られる積雪底面流出量の短時間変化に着目して,湿雪全層雪崩の危険度評価手法を検討した。その結果、モデル係数を決定する手法の開発までは至らず、今後の課題として残されたが、積雪層浸透モデルについては新たなモデルを提示することができた。本成果は,気象データが限られる山岳地域の融雪期の雪崩に対して,実用的な発生予測手法の確立につながる。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 23310124
- 体系的課題番号 : JP23310124