2008年7月
斜めひび割れの進展に着目したディープビームのせん断耐力の寸法効果に関する実験的検討
コンクリート工学年次論文集
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- 巻
- 30
- 号
- 3
- 開始ページ
- 763
- 終了ページ
- 768
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 日本コンクリート工学会
せん断スパン比(以下,a/d)が1.0および1.5であるディープビームを対象に,主筋の付着と有効高さ,支圧面積をパラメータにして載荷試験を行った。その結果,主筋の付着を除去して斜めひび割れ発生位置を制御し,ストラット幅を拡大させた場合,a/dが1.5の試験体に関してはせん断耐力が向上することを確認した。また,a/d,が1.0の場合のせん断耐力は主筋の付着の有無によらずほぼ同じであり,寸法効果の程度はa/dが1.5の場合よりも小さかった。さらに,支圧面積をパラメータとしたa/dが1.0である試験体の載荷試験より,支圧応力とせん断耐力との関係についても検討した。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 1347-7560
- CiNii Articles ID : 110009697869
- CiNii Books ID : AA12600419