2001年
脳卒中機能回復評価システムを利用した病院リハビリテーションにおける連携(共著)
リハビリテーション連携科学
- 巻
- 2
- 号
- 1
- 開始ページ
- 113
- 終了ページ
- 124
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 日本リハビリテーション連携科学学会
東北大学医学部附属病院リハビリテーション(リハ)科における脳卒中機能回復評価システム(RES)による,各専門職種間の連携について紹介した.RESは,脳卒中入院患者の障害に関する情報を収集蓄積し,リハビリテーション医療に活用するために構築されたデータベースで,患者の機能的状態を予測するシステムである.2,3ヵ月後の機能的帰結の予測値をもとにケース会議でリハ医療の方針或いはゴールの決定等がなされ,リハ医療に活用される.早期に機能的帰結を予測することで,患者や家族が今後の生活様式の変化に対応できるよう退院前の準備を行うことも可能になる.東北大学医学部附属病院リハ科では,RESを用いて他職種間の連携を図りながら患者の退院に向けている
- ID情報
-
- ISSN : 1880-7348
- eISSN : 2435-7111
- 医中誌Web ID : 2003110706