MISC

2004年

多色小片刺激の形状出現における色度分布特性.

電子情報通信学会技術研究報告
  • 永井岳大
  • ,
  • 内川惠二
  • ,
  • 横井健司

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開始ページ
1
終了ページ
4
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

背景からの形状抽出は輝度エッジだけではなく色のまとまりによっても可能である.そこで本研究では,色のまとまりによる形状抽出において,どのような色度分布条件下で形状が抽出されるのかを調べた.刺激としてランダムな形状をした小片から構成される多色テクスチャー刺激を用いた.このテクスチャー刺激は中心付近のテスト領域とその周辺の周辺領域とに分類され,各領域を構成する小片の色はそれぞれOSA均等色空間内の異なる色度分布内の色票から選ばれている.被験者は2種類の方法でテスト領域の形状を抽出した.その結果,単にOSA色空間内の色差だけが形状抽出の要因ではなく,カテゴリカル色知覚も色による形状抽出に何らかの影響を及ぼす可能性が示唆された.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003272081
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10487237
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/6926491
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110003272081
  • CiNii Books ID : AN10487237

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