MISC

2019年9月

アジア圏における中古車・リサイクル部品の市場動向の現状分析

廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 30(0)
  • 清水 道悦
  • ,
  • 楊 文博
  • ,
  • 小野田 弘士

開始ページ
199
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別

世界の経済の高速発展に伴い、自動車は急速に普及している。その一方、使用済み自動車(以下、「ELV」という)の処理は世界的な課題になっている。日本では、「使用済み自動車の再資源化等に関する法律」(以下、「自動車リサイクル法」に省略)が本格施行されて14年を経過し、ELVのリサイクル率が99%に達している。現在、自動車のリサイクルシステムの高度化を加速するために、リサイクルのコストの削減と高効率を求めている。本報では、日本の自動車リサイクル法の実績評価とアジア圏における中古車・リサイクル部品の市場動向及び各国の中古車輸市場の傾向の分析を行う。それに、人気のある中古のハイブリッド車の輸出状況を調査する。また、本研究を深化させるために、海外への中古車の流出状況から、中古車が流出している国にリサイクル部品を販売する対策を検討する。

エクスポート
BibTeX RIS