納家 政嗣

J-GLOBALへ         更新日: 18/05/02 17:25
 
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研究者氏名
納家 政嗣
 
ナヤ マサツグ
eメール
mnayasophia.ac.jp
学位
学士(経済学)(上智大学), 修士(国際学)(上智大学)
科研費研究者番号
50172581

プロフィール

1990年ー1992年 大蔵省財政金融研究所、冷戦後の国際政治経済システムについて
1991年ー1993年 未来工学研究所、日本の防衛技術の研究
1993年ー1996年 未来工学研究所 原子燃料を取り巻く課題の総合研究
1994年ー1995年 総合研究開発機構(NIRA)、予防外交の研究
1995年ー1997年 日本国際問題研究所、アジア太平洋の安全保障問題の研究
1996年ー現在  防衛省、防衛政策懇談会、日本の防衛政策の検討、研究
1997年ー1999年 総合研究開発機構、予防外交の研究
1997年ー1999年 日本国際問題研究所、大量破壊兵器の拡散問題の研究
1997年ー1999年 国際日本文化センター、予防外交と危機管理の研究
1999年ー2000年 日本国際問題研究所、新「総合安全保障」論の検討
1999年ー2000年 地球産業文化研究所、グローバル・ガバナンスの研究
1999年ー2010年 防衛研究所、防衛戦略会議にて日本の安全保障政策の検討
2002年ー2003年 日本国際問題研究所、国際政治構造変化と戦略的安定について研究
2003年ー2004年 日本国際問題研究所、大量破壊兵器拡散に関する研究
2004年ー2005年 PHP研究所、在日米軍基地の在り方について研究
2005年ー2006年 未来工学研究所、ロシアの宇宙開発動向について研究
2008年ー2011年 PHP研究所、冷戦後日本のグランド・ストラテジーについて研究
2011年ー2012年 日本国際問題研究所、新興国の台頭とグローバル・ガバナンスについて研究
2012年ー2013年 日本国際問題研究所、アジア(南シナ海、インド洋)の安全保障秩序について研究
2014-     上智大学国際関係研究所、アジア太平洋のガバナンス2020 

研究分野

 
 

経歴

 
 
   
 
上智大学 総合グローバル学部総合グローバル学科 教授
 

論文

 
新興国の台頭と国際システムの変容
納家政嗣
国際問題   (618) 5-16   2013年1月
BRICS、とりわけ中国の台頭によって、第二次大戦後に西側体制として制度化が始まり冷戦後に強化された現行国際秩序はどのように変わる可能性があるかを検討する。結論的には、現秩序が維持される可能性の大きいとの見通しを述べる。
軍縮問題と冷戦後のガバナンス・システム
納家政嗣
国際法外交雑誌   111(3) 43-65   2012年11月
21世紀の20年間の軍縮問題の動向を国際政治構造の変動によって説明する。単極構造化が、米ロの戦略均衡問題を後退させ、自由主義規範の強い国際体制がこの規範に合致しない国家に核開発による抵抗を促し、「弱い国家」における人間の安全保障論の一環として通常兵器の移転管理が進められていることを述べている。
「ポスト冷戦」の終わり
納家政嗣
アスティオン   (70) 8-26   2009年11月
1980年代以降の新自由主義路線に沿って、経済の金融化を中心にグローバル化が進んだが、それが先進国、新興国、途上国にどのような問題をもたらしたかを分析する。特にリーマンショック後に、どのような政治経済思想が重要になるかを論じる。
ポスト・クライシスの国際政治
納家政嗣
国際問題   (586) 5-14   2009年8月
グローバル化によって、先進各国の雇用形態が激変し、社会的経済的格差も拡大、福祉体制が動揺する過程を分析し、1980年代以降のいわゆる新自由主義路線をどのような修正すべきかを検討する。
国際政治学と規範研究
納家政嗣
国際政治   (143) 1-11   2005年11月
1990年代以降のコンストラクティヴィズムの台頭によって国際社会における規範の意味が新たに問い直されるにいたった経緯を分析し、冷戦後の状況を踏まえて国際関係における規範が本来どのように位置づけられるかを検討した。

書籍等出版物

 
『聞き書緒方貞子回顧録』
納家 政嗣 (担当:共編者, 範囲:共同執筆のため抽出不可)
岩波書店   2015年9月   ISBN:9784000610674
緒方貞子氏の日中戦争期の幼少時代に始まり、研究者、国連公使、UNHCRの弁務官、日本国際協力機構(JICA)理事長などの多彩な経歴を振り返り、日本の国際社会とのユニークな関わりを描く。
日本の大戦略(グランド・ストラテジー)
納家 政嗣 (担当:共著, 範囲:共同執筆につき抽出不可能)
PHP研究所   2012年2月   ISBN:978-4-569-80222-0
1990年以降の20年間の経済的衰退、政治的混迷の原因を探り、明治維新、戦後復興に次ぐ第三の「ゼロからの出発」の方策を検討した。国家発展のサイクルとグローバル化に伴う国際環境の連動性をとらえようとしている。
核軍縮不拡散の法と政治
納家 政嗣 (担当:共著, 範囲:41-62)
信山社   2008年3月   ISBN:9784797291766
冷戦終結からおよそ20年間の軍縮問題の動向を分析したもの。米ロの戦略兵器の削減条約交渉、東アジア、中東の核不拡散問題、その他、世界的な非核地帯の発展などが分析される。
国際政治経済学 入門, 第3版
納家 政嗣 (担当:共著, 範囲:61-123)
有斐閣   2007年10月   ISBN:9784641123335
グローバル化を受けて国際関係において深まった政治と経済の連動を理論的に探ったもの。政治と経済の連関の理論的考察に始まり、第二次大戦後のブレトンウッズ機構の発展、安全保障と経済、貿易、科学技術の役割、EUの発展などが分析される。
アフガニスタン
納家 政嗣 (担当:共著, 範囲:14-45)
日本経済評論社   2004年3月   ISBN:4-8188-1572-1
2001年の「9・11大規模テロ事件」を受けて始まったアフガン戦争後の国家再建の課題を検討した。国際的な平和構築活動、特にNGOの役割と国内の移行政権、農業問題、ジェンダーなど相互作用が分析されている。

講演・口頭発表等

 
国際システムとオバマ外交の経済基盤
納家政嗣
オバマ政権の対外戦略(部会12)   2013年10月27日   日本国際政治学会
アメリカ衰退論にも関わらず、グローバル化経済の中における米国の人口構造、産業、金融における強靭性を弁証する。米国の衰退と見えるのは、直面している問題が、「ならず者」国家による核拡散、破綻国家、国際テロ・ネットワークなど、本来国際政治の中で処理しにくい問題に変わっているせいであることを実証的に明らかにした。
冷戦後軍縮問題とガバナンス・システム
納家 政嗣
国際法学会春季研究大会(共通論)   2012年5月12日   国際法学会
冷戦後の軍縮・軍備管理の変化は、国際政治構造の変化により生じたものであることを論じた。米国を中心にした単極構造の秩序メカニズムを明らかにし、そのメカニズムが均衡を中心とした米ロの戦略核の削減問題の意義を低下させ、核不拡散を国際政治の最大の問題にし、新たに人道法的な軍備管理を浮上させたことを明らかにした。
日本の戦後体制と現実主義思想
納家 政嗣
日本国際政治学会2010年度研究大会(部会「日本におけるリアリズムの伝統とその軌跡」)   2010年10月31日   日本国際政治学会
平和主義が強かった戦後日本において、1950年代に登場して徐々に日本の国際政治学の主流を形成した一群の現実主義研究者の研究がどのようなものであったかを再考した。特に蝋山道雄を取り上げ、日本の現実主義は米国と異なりリベラルの議論を取り入れる幅の広さがあったこと、それは戦後日本にリベラルの国際政治思想が欠如していた状況を示すことを明らかにした。
金融危機と国際安全保障
納家 政嗣
国際安全保障学会2009年度年次大会   2009年12月6日   国際安全保障学会
米国におけるサブライムローン危機、続くリーマン・ショックが生じた背景と、これが国際政治構造にどのような影響をもたらすかを議論した。危機の脱却において新興国は大きな役割を演じたが、金融における影響力は限定的で、ただちに力の移行が安全保障問題に転化することはないとした。
冷戦後20年の世界
納家 政嗣
現代思想研究会   2008年8月22日   サントリー文化財団
冷戦後の国際政治経済を主導したネオ・リベラリズム思想を検証した。第二次大戦後の先進国における主流体制であったケインズ主義的な市場経済・福祉体制への反動として再興した自由主義が、いかに先進国の福祉体制を破壊し、途上国の国内政治・経済を混乱に陥れたかを明らかにし、金融危機後の秩序思想を検討した。

競争的資金等の研究課題

 
新興国の台頭とグローバル・ガバナンス
外務省: 
研究期間: 2011年 - 2013年    代表者: 納家政嗣
報告書『新興国の台頭とグローバル・ガバナンスの将来』日本国際問題研究所、2012年