Apr, 2019 - Mar, 2022
統合医療による「冷え」の解明とその予防
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- Grant number
- 19K10727
- Japan Grant Number (JGN)
- JP19K10727
- Grant amount
-
- (Total)
- 4,290,000 Japanese Yen
- (Direct funding)
- 3,300,000 Japanese Yen
- (Indirect funding)
- 990,000 Japanese Yen
今年度もCovid-19感染拡大防止が必用であり蜜を回避するため、本研究で予定していたヒト対象の実験を行うことができなかった。しかし、「冷え」は個人の主観的な感覚であり、数値的に客観的所見を得ることは困難である。本来はこの「冷え」にについて、静脈血中血液ガスや免疫細胞を測定する実験により特徴を客観的に評価し、かつ、体温低下といわれる「冷え」脱却のため温熱刺激を与えることで「冷え」解決の方法を模索する予定であった。
そこで、今回は、客観的所見を求める実験を実施することはできなかったので、主観的に「冷え」有の人の、背景を探索した。昨年度「大寒」の日に全国1000名の女性(20-59歳)を対象に「冷え」について、多角的なアンケート、および、Covid-19拡大に伴い急速に普及した非接触型体温計を用いた体温測定を実施して、情報を収集した。このデータをSPSS(統計解析ソフト)を用いて、Chi-test、および、multivariate logistic regression解析、そして、体温について、「冷え」無群と「冷え」有群の2群検定を行った。
その結果、「冷え」の背景にはストレス(特に心理的)による、血流低下に伴う体温低下の可能性など、「冷え」の背景、そして、原因となる要因を得ることができた。これらの結果をまとめ、国民の多くが悩む「冷え」から脱却する仮説を構築した。これらの成果を英文論文にまとめ、現在、海外OA型雑誌に投稿準備中である。また、これらの成果を複数の学会において発表して広くこの成果を「冷え」に悩む人々に知ってもらう予定である。
そこで、今回は、客観的所見を求める実験を実施することはできなかったので、主観的に「冷え」有の人の、背景を探索した。昨年度「大寒」の日に全国1000名の女性(20-59歳)を対象に「冷え」について、多角的なアンケート、および、Covid-19拡大に伴い急速に普及した非接触型体温計を用いた体温測定を実施して、情報を収集した。このデータをSPSS(統計解析ソフト)を用いて、Chi-test、および、multivariate logistic regression解析、そして、体温について、「冷え」無群と「冷え」有群の2群検定を行った。
その結果、「冷え」の背景にはストレス(特に心理的)による、血流低下に伴う体温低下の可能性など、「冷え」の背景、そして、原因となる要因を得ることができた。これらの結果をまとめ、国民の多くが悩む「冷え」から脱却する仮説を構築した。これらの成果を英文論文にまとめ、現在、海外OA型雑誌に投稿準備中である。また、これらの成果を複数の学会において発表して広くこの成果を「冷え」に悩む人々に知ってもらう予定である。
- Link information
- ID information
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- Grant number : 19K10727
- Japan Grant Number (JGN) : JP19K10727
List of results of the research project
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Papers
1-
The Bulletin of Kansai University of Health Sciences, 14(14) 14-21, Dec 20, 2020 Peer-reviewedCorresponding author