基本情報

所属
山口大学 共同獣医学部 教授
(兼任)大学院共同獣医学研究科 教授
学位
農学博士(東京大学)

連絡先
k-satoyamaguchi-u.ac.jp
J-GLOBAL ID
200901052714136842
researchmap会員ID
5000099436

外部リンク

経歴

  13

学歴

  3

論文

  84

MISC

  33

書籍等出版物

  4
  • 久和, 茂, 加隈, 良枝, 白土, 夏穂, 道下, 明日香 (担当:共著)
    緑書房 2024年3月 (ISBN: 9784895319454)
  • 日本比較薬理学, 毒性学会, 堀, 正敏他 (担当:共著)
    近代出版 2021年3月10日 (ISBN: 4874022707)
  • 日本比較薬理学・毒性学会 (担当:共編者(共編著者))
    近代出版 2020年3月 (ISBN: 9784874022603)
  • 石塚真由美, 尾﨑 博, 佐藤晃一, 下田, 実, 寺岡宏樹 (担当:共著)
    近代出版 2012年3月

講演・口頭発表等

  94

共同研究・競争的資金等の研究課題

  18

その他

  10
  • 2010年4月 - 2010年4月
    消化管微小環境の解明には,上皮細胞と筋線維芽細胞から構成される,生体外試験方法を構築する必要があり,そのためには,各細胞の株化細胞を必要とする。しかし,筋線維芽細胞には適したものがなかったことから,株化筋線維芽細胞の樹立を行った。また,上皮細胞と筋線維芽細胞の相互作用を明らかにするため,まずは,各々の細胞の細胞生物学的解析を行っている。
  • 器官培養法を用い、菌体外毒暴露による、血管内皮細胞のプロテアーゼ受容体発現変化ならびに、内皮細胞の機能(内皮依存性弛緩)について、検討する。<br>Mnインフラックス法を確立し,細胞外からの内皮細胞へのCa流入を実証する
  • 潰瘍性大腸炎モデルラットにおいて、プロテアーゼ受容体2(PAR2)の機能的変化、発現変化を明らかとするために、以下の実験を引き続き行っている<br>1.収縮実験:PAR2作動薬による弛緩反応の変化<br>2.分子生化学:PAR2の発現量変化をPCR等により確認<br>3.生化学実験:PAR2の発現量変化をWesterBlotting法により確認<br>4.PAR2刺激後の情報伝達系の確認<br>5.NFkappaBを介するPAR2ダウンレギュレーションの解明のため,消化管器官培養法を確立し,組織を用いた研究体制を確立
  • 潰瘍性大腸炎モデルラットにおいて、プロテアーゼ受容体2(PAR2)の機能的変化、発現変化を明らかとするために、胃火の実験を行っている。<br>1.収縮実験:PAR2作動薬による弛緩反応の変化<br>2.分子生化学:PAR2の発現量変化をPCR等により確認<br>3.生化学実験:PAR2の発現量変化をWesterBlotting法により確認<br>4.PAR2刺激後の情報伝達系の確認
  • デキストラン硫酸処置マウスより摘出した大腸標本の受容体作動薬に対する収縮能が著しく減弱し、律動性収縮も起こりにくくなっている。筋性理学的手法により、平滑筋収縮のCa感受性が減弱していること、また分子生物学的手法により特定の収縮タンパク質が減少していることを明らかにした。
  • デキストラン硫酸処置マウスより摘出した大腸標本の受容体作動薬に対する収縮能が著しく減弱し、律動性収縮も起こりにくくなっている。現在、その機序を、筋生理学的、分子生物学的、生化学的手法を用い、解析中である。
  • 肥満細胞・・・細胞内情報伝達系に関する研究<br> <br>計画:<br>肥満細胞の顆粒放出機構と細胞内Ca能動増加機構へのアクチン骨格の関与を調べるため、アクチン脱重合薬であるサイトカラシン及びミカロライドBならびにアクチン重合薬であるジャスプラキノリドを用いて、検討する。また、細胞内Ca貯蔵部位である小胞体の機能を調べるために、小胞体IP3受容体の特異的拮抗薬xestspongin Cの作用を検討する。 <br>実施状況:<br>アクチン細胞骨格の脱重合により、細胞内Ca濃度増加及び顆粒放出機構が増強されることを明らかにした。また、xestosponginCはCa放出機構を抑制することにより、細胞内へのCa流入も抑制することを明らかとした。
  • 消化管運動への筋層間常在型マクロファージの役割に関する研究<br> <br>計画:<br>消化管の常在型筋層間マクロファージ(MΦ)の機能について、消化管病態モデルとしてエンドセリンB受容体欠損ラット(AR)およびトリニトロベンゼン・スルフォン酸(TNBS)投与ラットの消化管を用いて、MΦの形態、発現蛋白質、発現遺伝子を調べ、消化管運動の変化との関係について検討する。<br>実施状況:<br>ARではMΦの数が増加しているにもかかわらず、消化管平滑筋層の増加により消化管収縮能は増大していることを明らかにした。一方、TNBS投与ラットでは消化管運動が低下しており、MΦ数ならびに形態が変化し、活性化されている知見が得られている。