前芝 武史
基本情報
- 所属
- 兵庫教育大学 芸術系教育コース美術分野/小学校教員養成特別コース 教授
- (兼任)連合大学院博士課程 教授(学位審査主任・主任指導教員資格 有)
- 京都芸術大学 芸術学部 美術工芸学科 非常勤講師(美術解剖学・彫塑)2023年~
- 奈良教育大学 教育学部 大学院教育研究科 非常勤講師(学部・大学院修士 彫塑) 2022年まで
- 学位
-
修士(芸術学)筑波大学(2000年3月 筑波大学)
- 通称等の別名
- 0
- J-GLOBAL ID
- 200901056042026631
- researchmap会員ID
- 5000099591
- 外部リンク
【専門】
彫塑(人体塑造・彫塑造形論・彫塑教育論)、素描、美術解剖学。
【展覧会関係】
◆公益社団法人 日展 (第3科彫刻)会員 (審査員経験者)/ 日展大阪展 第3科 幹部世話人・作品解説委員
’99 初入選(以後毎年出品)、’09 会友推挙、'11,'13 特選受賞、’12,'14 無鑑査出品、'15 準会員推挙、'17 日展110年記念『日本の美―現代の日展作家―』選抜、'19 審査員、’20 会員推挙、 ’21 日展CM動画出演作家に選抜、日展 シンポジウムパネリストに選抜、'23 日展神戸展作品解説委員(神戸ゆかりの美術館/神戸ファッション美術館)’23 日展神戸展(第3科彫刻)ワークショップ担当講師に選抜(神戸市立小磯記念美術館)、'24 日展神戸展(第3科彫刻)ワークショップ担当講師(神戸市立六甲アイランド高等学校)に選抜、'24 日展大阪展(第3科彫刻)HON彫刻展 ≪彫塑とデッサン≫ 公開制作者に選抜(三木市森の風美術館特別企画展)~現在に至る。
◆公益社団法人 日彫展(日本彫刻会)運営委員(審査員経験者)、研究誌編集委員
’96 初入選(以後毎年出品)、'98 奨励賞受賞・会友推挙、'02~視覚障碍者 彫刻鑑賞 プロジェクト委員、 '03 会員推挙、’04 努力賞受賞、’09 優秀賞受賞、'10'~'15, '24~彫刻専門研究誌『Art Library』編集委員、 '13 無鑑査会員、'15 審査員、'18 日本彫刻会俊英作家展選抜(東京 日本橋三越) 、’20 運営委員、'21 彫刻専門研究誌『Art Library』論文査読委員~現在に至る。
◆白日会彫刻部 会員(審査員経験者)/ 白日会関西支部 副支部長
’97 初入選・一般佳作賞受賞(以後毎年出品)、'98 会友推挙、'00 白日賞(I氏奨励賞)受賞・準会員推挙、’02 会員推挙、’12 彫刻部特別陳列選抜(国立新美術館)、’13 吉田賞受賞(白日会彫刻部最高賞)、'14 審査員に選抜、'14 白日会関西支部副支部長(関西支部彫刻部責任者)就任、’19 白日会公開クロッキー講座実演講師に選抜(※新型コロナ禍により延期)~現在に至る。
◆アカデミック造形研究プロジェクト (Academic Art Project、以下AAPと称す) 理事長
'21 「制作者の、制作者のための、制作者による美術解剖学」をテーマとし、アカデミック造形研究プロジェクト(AAP) を創立、代表(2023年~理事長)となる、'22 国立大学法人兵庫教育大学後援となる、’22年8月 AAP 第1弾 「前芝武史・アタリサオリ 2人の美術解剖学展」、 公開制作《劇変の瞬間》、アーティストトーク(於:重要文化財・大阪市中央公会堂)※ 公開制作・アーティストトークは YouTube 配信(英語字幕付)、'23年1月 AAPが神戸新聞掲載、’23年1月 AAP 第2弾 前芝武史・アタリサオリ美術解剖学展、公開制作《0からの構築過程》、アーティストトーク(於:重要文化財・大阪市中央公会堂)※ 公開制作・アーティストトークは YouTube 配信、'23年3月 AAP 第3弾 第45回 美術科教育学会兵庫大会 実行委員企画セッション講演(120分)「美術解剖学・具象・素描―アカデミックな内容がもたらす学際的イノベーション」(於:神戸大学)、’23年5月 第4弾 公開制作《劇変の瞬間Ⅱ―造形の基軸―》(於:国立大学法人兵庫教育大学 講堂・ギャラリーホワイエ、前芝武史の世界と美術解剖学展で)、神戸新聞(6月1日朝刊 掲載)、加東市CATV 連続放送、’23年8月 第5弾 前芝武史・アタリサオリの美術解剖学展、8月15日 プレ公開制作《彫刻家の頭脳と思考 ―レントゲン・CT・MRI的アプローチ―》、8月16日 公開制作《造形の原点》(於:重要文化財・大阪市中央公会堂)、’24年8月 第6弾 前芝武史・アタリサオリの美術解剖学展、公開制作《図解・彫塑》(於:重要文化財・大阪市中央公会堂)~現在に至る。
アカデミック造形研究プロジェクト公式HP : https://www.academic-art-project.com/
◆北彫展(於:東京都北区・北とぴあ主催、東京都北区文化振興財団)
’14 初出品、以後毎年出品、'16 プレ展示選抜(以後、毎年選抜)'17 作品解説委員(以後、毎年)'24 公開制作選抜~現在に至る。
◆国際的活動、個展等
’15 公募団体ベストセレクション美術 選抜(東京都美術館)
’23 個展「前芝武史の世界と美術解剖学展 ―芸術と学術をテーマとした展覧会―」 及び 公開制作(国立大学法人兵庫教育大学)、神戸新聞に掲載、加東市CATV放送
’23 Summer Exhibition New York, A Path For The Future Exbition 選抜、2点の彫刻を出品 (Viridian Gallery New York)
◆招待講演、学外学位審査員など
’15 広島大学大学院障害科学事業講演会 招待講師
’16 神戸大学大学院博士課程人間環境科学研究科 博士課程学外学位審査員
’19 筑波大学「彫塑展」(芸術専門学群・大学院人間総合科学研究科 卒業・修了制作展)
公開作品批評会 特別招待講師(湯島聖堂 旧・昌平坂学問所)
’21 教育学会 特別講演「芸術の学際性と教育的可能性 ―リベラルな教養・思考を目指して―」(大阪大谷大学)
’23 愛知医科大学医学部・解剖学研究室 美術解剖学 特別招待講演 「美術解剖学の魅力 ―驚異と神秘の世界―」
【学会関係】
◆美術解剖学会(東京藝術大学) 幹事(論文査読経験者)
’15 ~会員、'22 一般講演「美術解剖学・塊 (Mass) の構築 ―当視座からの展望―」、'23 一般講演「人体構造学・情動反応・重度障碍者の美術教育」、'23 幹事に推挙、'24 美術解剖学会誌査読委員~現在に至る。
◆美術科教育学会 会員(論文査読経験者、学会誌掲載・単著1(受賞))
'03 ~会員、’06 第3回『美術教育学』賞奨励賞受賞(年度最高賞)、'20,'21 学会誌査読委員、’22~’23 兵庫大会実行委員、'23 兵庫大会企画・120分セッション講演「美術解剖学・具象・素描 ―アカデミックな内容がもたらす学際的イノベーション―」(神戸大学) ~現在に至る。
◆大学美術教育学会 会員(論文査読経験者、学会誌掲載・単著7、共著1)
'03 ~会員、'10, '11 教科内容学検討委員会 (彫塑部門)代表委員、’17, '18, '19, '20, '21, '22, '23 学会氏論文査読委員、'18 地区全国理事、地区全国委員、’19~’23 総務局理事 ~現在に至る。
「団子の組み立て」即ち「塊(Mass)の組み立て」をテーマに、塑造による具象彫刻の制作を主軸とした当領域の造形論及び教育論に関する研究を行い、これらを一体化させる試みを実践している。特に塊の構築に主眼を当てた私の基礎的研究(Maeshiba Method of Modeling Mass)が、近年脚光を浴びつつある。この研究を通して知り得た事象を元手に、私は彫塑や素描、3次元造形の原理を究明・客観化することが出来たが、作品制作は勿論のこと、近年は学際領域・複合領域としての美術解剖学にも力を入れ、大学教養科目としての美術解剖学の授業構築を目指す他、Maeshiba Methodの3Dデジタル化を目論んでいる。
上記に加え前芝は、元・筑波大学附属特別支援学校(高等部美術科)の教諭でもあり、現在でも本学大学院で特別支援教育系授業や、論文執筆法系授業、初等図画工作科教育法等を15年に渡り担当する他、医学部での講演経験などもあり、やはり広域学術領域たる教育学に際しても相応の裾野を持って対応が可能である。従って大学・大学院では彫塑系授業やゼミ指導を通して、教育現場で教員に求められる造形能力や図工・美術科教員の資質向上を主眼とした多面的・複合的な教育が可能である。更に、図像学(Massの構成)・人体構造学・美術解剖学等を盛り込んだ教科内容学の構築をテーマとし、彫塑を学術として捉え、これをまとめる試みを行っている。
前芝ゼミの卒業修了生に関しては、小学校教諭・中学校教諭(美術)・高等学校教諭(美術)・国立大附属特別支援学校教諭等は勿論、大学教員になった者や、日展に複数に渡り入選し、学長表彰を受けた者(7名)、筑波大学大学院や神戸大学大学院にて博士(芸術学)や博士(学術)の学位を与えられた者、海外で彫刻家として大いなる活躍をみせる者や学者等、多岐に渡るのも特徴である。まずは作品を作ったり、学術探求や論文を書く面白さや冷めやらぬ興奮に触れてもらいたい。作る、描く、考える…教科内容学を重視した芯のある教員を目指したい方、彫塑を深く勉強し力を付けたい方、お気軽にご連絡ください。
主要な所属学協会
7主要な受賞
16-
1997年3月
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1998年4月
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2000年3月
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2004年4月
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2009年6月
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2011年10月
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2012年3月
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2013年3月
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2013年10月
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2015年5月
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2018年6月
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2019年8月
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2020年4月
学歴
4-
1993年4月 - 1997年3月
-
1997年4月 - 1998年3月
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1998年4月 - 2000年3月
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2000年4月 - 2003年3月
経歴
9-
2003年4月
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2005年4月
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2006年4月
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2006年9月
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2007年4月
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2020年 - 2022年
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2020年4月 - 現在
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2023年 - 現在
主要なWorks(作品等)
5主要な講演・口頭発表等
5-
美術解剖学会(東京藝術大学) 2023年
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美術解剖学会(東京藝術大学) 2022年
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『すべての子どもが分かる喜びを実感できる教科の授業づくり』 広島大学大学院教育学研究科特別支援教育学講座 2015年 招待有り
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大学美術教育学会 2010年
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第50回大学美術教育学会宮城大会(宮城教育大学)
論文
13-
大学美術教育学会誌 (第46号) 2014年 査読有り
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大学美術教育学会誌 (第45号) 2013年 査読有り
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大学美術教育学会誌 (第38号) 2006年 査読有り
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『実技教育研究 第20号』兵庫教育大学実技教育研究指導センター (20) 51-67 2006年 査読有り
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大学美術教育学会誌 (第37号) 2005年 査読有り
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美術教育学‐美術科教育学会誌‐ 26(第26号) 359-375 2005年 査読有り
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大学美術教育学会誌 (第36号) 2004年 査読有り
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大学美術教育学会誌 (第35号) 2003年 査読有り
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『藝術教育學 第11号』筑波大学芸術学系芸術教育学研究室発行 75-86 2003年
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大学美術教育学会誌 (第34号) 2002年 査読有り
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『藝術教育學 第10号』筑波大学芸術学系芸術教育学研究室 117-128 2002年
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大学美術教育学会誌 (第33号) 2001年 査読有り
-
筑波大学芸術研究科修士論文 2000年 査読有り
書籍等出版物
1-
風間書房 2017年
担当経験のある科目(授業)
16主要なメディア報道
2-
神戸新聞 神戸新聞社 2023年6月 新聞・雑誌
-
加東市CATV 加東市ケーブルテレビ 2023年6月
主要な委員歴
4-
2023年 - 現在
-
2021年 - 現在
-
2018年 - 現在
-
2002年 - 現在
共同研究・競争的資金等の研究課題
1-
科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 2011年 - 2013年
社会貢献活動
9