心不全患者に看護ケアを提供する看護外来の有無とその看護支援内容などを把握することを目的に、日本循環器学会循環器研修施設(994施設)の外来看護師長を対象にアンケート調査を行い、328施設より有効回答を得た。その結果、心不全に対する看護外来を有する施設は17施設(5.18%)と少なかったが、183施設(57%)が心不全専門の看護外来が「必要」と回答した。また、支援内容については、「心不全を悪化させる誘因の説明」「症状モニタリングの説明・相談」「水分管理の説明・相談」「塩分管理の説明・相談」などが多く挙げられた。