2019年4月 - 2023年3月
集中治療室から在宅までをシームレスにつなぐ生活機能の評価指標の開発と検証
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
集中治療室の重症患者は、手術による過大侵襲や治療に伴う安静臥床により、回復の遅延や生活機能の低下が生じる。また、重症患者は、一般病棟・外来・介護施設と様々な施設や部署を経ながら回復に至る。しかし、患者の救命率の向上がある一方、退出後の運動・認知・精神障害が継続し、退院後の社会復帰や長期的なQOL低下が知られるようになった。
集中治療室の患者の回復は、筋力や座位・立位などの運動機能や離床に主眼が置かれ、退室後の長期的視点に立った生活機能に基づく評価は行われていない。さらに、患者の異動する施設や部署間では、患者の生活機能に関する情報が分断されており、継続的な支援が困難な状況にある。本研究は、集中治療室から在宅までをシームレスにつなぐ生活機能の評価指標の開発と検証を行うことを目的として実施している。
初年度は、国内外のデータベースによる文献検索によって、集中治療室、一般病棟、外来、訪問看護ステーション、介護施設で使用されている生活機能と回復の評価、種類、項目、使用頻度、活用上の課題に関するる情報収集を行った。
また、学術集会の交流集会で本研究テーマでの意見交換を行い、生活機能の評価に関わる現状について実態把握を行った。
集中治療室の患者の回復は、筋力や座位・立位などの運動機能や離床に主眼が置かれ、退室後の長期的視点に立った生活機能に基づく評価は行われていない。さらに、患者の異動する施設や部署間では、患者の生活機能に関する情報が分断されており、継続的な支援が困難な状況にある。本研究は、集中治療室から在宅までをシームレスにつなぐ生活機能の評価指標の開発と検証を行うことを目的として実施している。
初年度は、国内外のデータベースによる文献検索によって、集中治療室、一般病棟、外来、訪問看護ステーション、介護施設で使用されている生活機能と回復の評価、種類、項目、使用頻度、活用上の課題に関するる情報収集を行った。
また、学術集会の交流集会で本研究テーマでの意見交換を行い、生活機能の評価に関わる現状について実態把握を行った。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K10938
- 体系的課題番号 : JP19K10938