共同研究・競争的資金等の研究課題

2020年11月 - 2025年3月

高齢者の社会参加の家族的・社会的条件の探索

日本学術振興会  科学研究費助成事業 学術変革領域研究(A)  学術変革領域研究(A)

課題番号
20H05804
体系的課題番号
JP20H05804
配分額
(総額)
43,680,000円
(直接経費)
33,600,000円
(間接経費)
10,080,000円

2020年度は、採択通知が11月となり、一部資金を繰り越すなどを行いつつ、計画のスタートアップ作業を行ったため、本格的な研究活動は本年度からになった。5/16に計画研究班でミーティングを行い、活動予定の確認を行った。また、同じ領域研究内における別の社会学分野計画研究班と合同のミーティングを行い、互いの調査研究の計画を確認し、可能な範囲で協力を行うことも決定された。
本調査に向けて研究課題を明確化するという課題を設定し、そのために研究会を二回開催した。8/24は、名古屋市立大学の安藤究先生を招聘し、「中年期から高齢期への移行と家族経験の多様性」というテーマで報告を行ってもらった。本計画研究の調査ではライフコース論的な視点を重視することが予定されているが、そのための重要な知見を得ることができた。次に12/10には実践女子大学の原田謙先生を招聘し、「高齢者の社会参加の阻害要因としての『エイジズム』」というテーマで報告を頂いた。高齢者の社会参加は本計画研究の主要研究課題であり、貴重な機会となった。
3/23には、新たに領域に参加した社会学分野の公募研究班の代表者2名を交えて、改めて社会学分野の研究班(4班)合同のミーティングを開催し、調査において必要な協力体制を敷くことが確認された。
本調査前ではあるが、関連する研究業績の蓄積もあった。代表者の筒井は『家族社会学研究』に成人親子関係に関する論文(査読付き)を掲載、分担者の渡邉も国際誌International Sociologyにおいて、更年期の生活の多様性についての論文(査読付き)を掲載することができた。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PLANNED-20H05804
ID情報
  • 課題番号 : 20H05804
  • 体系的課題番号 : JP20H05804

この研究課題の成果一覧

論文

  4

MISC

  8

書籍等出版物

  3

講演・口頭発表等

  18