東浦 弘樹

J-GLOBALへ         更新日: 19/03/06 02:40
 
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研究者氏名
東浦 弘樹
 
トウウラ ヒロキ
eメール
toura-hza2.so-net.ne.jp
所属
関西学院大学
部署
文学部 文学言語学科
職名
教授
学位
文学博士(ピカルディー・ジュール・ヴェルヌ大学)

プロフィール

20世紀フランスの小説と戯曲、とくにアルベール・カミュの作品を研究している。カミュはよく「実存主義作家」としてサルトルとならび称されるが、『異邦人』『ペスト』『転落』などの小説は、その思想性よりむしろたぐいまれな文体や感性に魅力があると考えられる。そこで私は「幸福の追求」というきわめて人間的な観点からカミュの作品を再検討するとともに、精神分析理論を応用して彼の中心テーマである「母と子の関係」を解明したく思う。

研究キーワード

 
 

研究分野

 
 

経歴

 
1991年4月
 - 
現在
関西学院大学 文学部 文学言語学科 教授
 

学歴

 
1977年4月
 - 
1981年3月
京都大学 文学部 仏文科
 
1982年4月
 - 
1984年3月
関西学院大学 文学研究科 フランス文学
 
1984年3月
 - 
1990年3月
関西学院大学 文学研究科 フランス文学
 
 
 - 
2001年10月
ピカルディー・ジュール・ヴェルヌ大学 文学研究科 フランス文学
 

論文

 
「アルベール・カミュの『異邦人』における偽りの告白」
東浦 弘樹
『年報・フランス研究』第18号、関西学院大学フランス学会、pp. 50-65.      1984年12月
L’Imaginaire romanesque et les expressions du bonheur chez Albert Camus – de la jeunesse au cycle de l’absurde
TOURA Hiroki
博士論文準備課程論文(D.E.A.論文),ピカルディー大学(フランス・アミアン)に提出      1986年6月   [査読有り]
アルベール・カミュにおける母親像のstylisation――初期エセー及び「不条理の連作」をめぐって
東浦 弘樹
『年報・フランス研究』第20号、関西学院大学フランス学会、pp. 63-76.      1986年12月
「母親像の投射――『カリギュラ』試論」
東浦 弘樹
『年報・フランス研究』第22号、関西学院大学フランス学会      1988年12月
La Question impossible, la question esquissée – La Peste d’Albert Camus
TOURA Hiroki
『年報・フランス研究』第24号、関西学院大学フランス学会,pp.179-187      1990年12月
Caligula devant le sacré : identification aux dieux-mère
TOURA Hiroki
Albert Camus et le théâtre, Actes du Colloque tenu à Amiens du 31 mai au 2 juin 1988, IMEC (France), pp. 29-34.      1992年3月
「「答え」からの逃避――カミュの『転落』をめぐって」
東浦 弘樹
『論攷・ヨーロッパ文化研究』第21号(関西学院大学),pp.73-96      1993年3月
La Quête de la réponse─autour de L’Exil et le Royaume d’Albert Camus
TOURA Hiroki
Etudes de langue et littérature francaises,No.64。日本フランス語フランス文学会,白水社、pp.173-185.      1994年3月   [査読有り]
Quatre Formes de présence au monde Mersault, Caligula, Sisyphe et Meursault
TOURA Hiroki
Equinoxe ,no. 13,pp.9-20.,Rinsen-Books      1996年1月
「『ペスト』と『スローターハウス5』」
東浦 弘樹
『カミュ研究』第2号、青山社、日本カミュ研究会、pp. 37-52.      1996年6月
「カミュ家の肖像――『最初の人間』と『裏と表』」
東浦 弘樹
『年報・フランス研究』第30号、関西学院大学フランス学会、pp.150-162.      1996年12月
「ムルソーとレエモン――カミュの『異邦人』をめぐって」
東浦 弘樹
『商学論究』第44号第4巻、熊谷一綱教授記念号、関西学院大学商学研究会、pp.127-143.      1997年2月
Histoire d’amour, histoire d’un suicide à deux manqué - L’Etat de siège d’Albert Camus
TOURA Hiroki
『商学論究』,第46巻第4号(津田迪雄教授記念号),pp.143-151,関西学院大学商学研究会      1999年3月
La Quête et les expressions du bonheur dans l’œuvre d’Albert Camus
TOURA Hiroki
博士論文,ピカルディー・ジュール・ヴェルヌ大学(フランス・アミアン)に提出      2001年10月   [査読有り]
カミュの『嘔吐』論、サルトルの『異邦人』論
東浦 弘樹
『サルトルの遺産(文学・哲学・政治)「国際シンポジウム:20世紀の総括」記念論文集』,石崎晴己・澤田直編,pp. 72-81.,日本サルトル学会・青山学院大学仏文科      2001年11月
見るものと見られるものーー『異邦人』の「自動人形の女」をめぐって
東浦 弘樹
『人文論究』,第52巻第3号,pp.101-114.,関西学院大学人文学会      2002年12月
サルトルの『蝿』とカミュの『戒厳令』
東浦 弘樹
『年報・フランス研究』,第36号,pp.77-88.,関西学院大学フランス学会      2002年12月
カリギュラ、コタール、背教者、クラマンスーーアルベール・カミュの描く悪魔的人物
東浦 弘樹
『人文論究』,第54巻第1号,pp. 89-102.,関西学院大学人文学会      2004年5月
Les Voix du quartier pauvre et L'Envers et l'endroit : juxtaposition et progression
TOURA Hiroki
『カミュ研究』第6号,pp.61-75.,日本カミュ研究会/青山社      2004年5月
アルベール・カミュの作品における「夜」
東浦 弘樹
『人文論究』第55巻第1号、関西学院人文学会、pp. 223-243.      2005年5月
カミュの作品にみられる恋愛観、結婚観ー『追放と王国』を中心に
東浦 弘樹
『人文論究』第56巻第1号、関西学院大学人文学会、pp.133-153.      2006年5月
母は死すべし、父は死すべしーーアゴタ・クリストフの『悪童日記』ーー
東浦 弘樹
『人文論究』第57巻第1号、関西学院大学人文学会、pp. 87-104.      2007年5月
カミュの『カリギュラ』の演出をめぐって――アントニオ・ディアズ・フロリアンと蜷川幸雄――
東浦 弘樹
『人文論究』/第58巻・第1号/関西学院大学人文学会/pp. 145-158      2008年5月
ムルソーはなぜ泣かないのか――アルベール・カミュの『異邦人』――
東浦 弘樹
『カミュ研究』第8号/日本カミュ研究会・青山社/pp. 3-13      2008年5月
ムルソーは異邦人か――カミュの『異邦人』をめぐって――
東浦 弘樹
『人文論究』/第59巻第1号/関西学院人文学会/pp.135–154      2009年5月
Le Motif de la nuit dans l'œuvre de Camus
TOURA Hiroki
Albert Camus 22, Camus et l'Histoire,pp. 283-302,Minard (France),« La Revue des Lettres Modernes »      2010年4月
ムルソーは幸せか――カミュの『異邦人』――
東浦 弘樹
『カミュ研究』,第9号,pp. 1-19, pp. 44-48,日本カミュ研究会・青山社      2010年5月
Vivre le présent, revivre le passé : variantes et variation de L'Envers et l'endroit
TOURA Hiroki
『カミュ研究』第10号(特別号)Albert Camus : le sens du présent, XXIIe Rencontre Internationale de Dokkyo,日本カミュ研究会/青山社,pp. 15-24      2011年5月
Nora est-elle une Manon du XXIe siècle -- ou bien une Nina ? -- Pour une lecture de La Vie est brève et le Désir sans Fin de Patrick Lapeyre
TOURA Hiroki
Études de Langue et Littérature Françaises,No 102,Société Japonaise de Langue et Littérature Françaises,pp. 171-185      2013年3月   [査読有り]
芝居ができるまで――「銀河鉄道じゃない夜」の場合――
東浦 弘樹
『人文論究』第63巻第1号、関西学院人文学会、pp. 189-218.      2013年5月
芝居ができるまで――アルベール・カミュの『戒厳令』の場合――
東浦弘樹
人文論究   64(1) 153-173   2014年5月
Sur une adaptation de L'Etat de siège au Japon
Hiroki TOURA
Chroniques Camusiennes   13 24-32   2014年10月
Albert Camus, japonais malgré lui
Hiroki TOURA
Camus l'artiste, Colloque de Cerisy      2015年   [招待有り]
ヴァンサン・シアノ氏演出によるカミュの戯曲 : 『アストゥリアスの反乱』,『カリギュラ』,『誤解』,『戒厳令』,『正義の人々』
東浦 弘樹
人文論究   65(2) 62-83   2015年9月
La Mise en scène de Camus par Vincent Siano
Hiroki TOURA
Chroniques Camusiennes   17 12-19   2016年1月
『最初の人間』と『涙するまで、生きる』――アルベール・カミュの小説の映画化をめぐって
東浦 弘樹
りずむ   (5) 3-13   2016年3月
『ペスト』再読
東浦 弘樹
りずむ   (6) 20-30   2017年3月
アルベール・カミュ、その愛の記録ーー『カミュ=カザレス往復書簡集一九四四〜一九五九』ーー
東浦弘樹
りずむ   (7) 5-15   2018年3月
アルベール・カミュとマリア・カザレスーー『カミュ=カザレス往復書簡集(1944〜1959)』
東浦弘樹
流域 essais, études, critiques   83 49-55   2018年11月   [招待有り]

Misc

 
カミュ年譜・著作年譜・文学作品キーノート
東浦 弘樹
『ギャラリー・世界の文学・フランスIV』、pp.1107-1113, pp.1193-1200.      1990年7月
リショーの『ラ・ドルール』とアルベール・カミュ
東浦 弘樹
アンドレ・ド・リショー『ラ・ドルール』井本元毅訳、解説、pp. 226-233.      2006年12月
カミュと母親:沈黙と無関心
東浦 弘樹
『ふらんす』8月号(特集アルベール・カミュ没50年)   (白水社)    2010年7月
Quelques Questions à Hiroki Toura
Hiroki TOURA
Présence d'Albert Camus (Revue publiée par La Société des Etudes Camusiennes)   5 90-92   2013年11月   [依頼有り]

書籍等出版物

 
『コレクション・フランス語4 話す』(中川努、中井珠子、曽我祐典、古石篤子、小石悟、田島宏と共著)
東浦 弘樹 (担当:共著)
白水社   1991年4月   
La Quête et les expressions du bonheur dans l'oeuvre d'Albert Camus
TOURA Hiroki
Eurédit (France)   2004年1月   
フランス料理十五の楽しみ『はじめて学ぶフランス』,pp. 283-300.,
東浦 弘樹 (担当:分担執筆)
関西学院大学出版会   2004年10月   
晴れた日には『異邦人』を読もう――アルベール・カミュと「やさしい無関心」
東浦 弘樹
世界思想社   2010年9月   
フランス恋愛文学をたのしむーーその誕生から現在まで
東浦 弘樹
世界思想社   2012年10月   
パトリック・ラペイル、『人生は短く、欲望は果てなし』
東浦 弘樹(オリヴィエ・ビルマンと共訳) (担当:共訳)
作品社   2012年10月   
TERADA Torahiko, L'Esprit du haïku, suivi de Retour sur les années avec le maître Sôseki
Olivier Birmann, Hiroki Toura (担当:共訳)
Editions Philippe Picquiert   2016年   ISBN:978-2-8097-1212-4
寺田寅彦の随筆「俳句の精神」及び「夏目漱石先生の追憶」をフランス語訳した。

講演・口頭発表等

 
カミュの『異邦人』における偽りの告白
東浦 弘樹
日本フランス語フランス文学会関西支部会   1984年11月   
Caligula devant le sacré
東浦 弘樹
国際カミュ学会   1987年5月   
La Question impossible, la question esquissée – La Peste d’Albert Camus
東浦 弘樹
日本フランス語フランス文学会秋季大会   1990年10月   
答えの追求――カミュの『追放と王国』をめぐって
東浦 弘樹
日本フランス語フランス文学会   1993年6月   
『ペスト』と『スローターハウス5』
東浦 弘樹
日本カミュ研究会   1995年6月   
Histoire d’amour, histoire d’un suicide à deux manqué - L’Etat de siège d’Albert Camus
東浦 弘樹
国際カミュ学会   1998年11月   
カミュの『嘔吐』論,サルトルの『異邦人』論
東浦 弘樹
国際サルトル学会   2000年11月   
La Juxtaposition et la progression : Les Voix du quartier pauvre et L'Envers et l'endroit
東浦 弘樹
日本カミュ学会   2003年11月   
ムルソーはなぜ泣かないのか
東浦弘樹、三野博司、稲田晴年
日本フランス語フランス文学会秋季全国大会   2006年10月   日本フランス語フランス文学会
ムルソーは幸せか――カミュの『異邦人』をめぐって――
東浦 弘樹
日本カミュ研究会(於、中央大学)   2009年5月   
晴れた日には『異邦人』を読もう
東浦 弘樹
関西学院大学オープンセミナー   2010年10月   
いまを生きる、過去を生きる ―『表と裏』とそのバリエーション
東浦 弘樹
獨協インターナショナル・フォーラム、 アルベール・カミュ:現在への感受性 ――今ここを生きる――   2010年11月   
ノーラは21世紀のマノン・レスコーか(それともニーナか)),―パトリック・ラペイルの『人生は短く、欲望は果てなし』
東浦 弘樹
日本フランス語フランス文学会春季全国大会   2012年6月   
Camus, japonais malgré lui(カミュ、いやいやながら日本人にされ) [招待有り]
東浦弘樹、三野博司、フィリップ・ヴァネー、伊藤直
Camus et le Japon, le Japon et Camus(カミュと日本、日本とカミュ), 国際カミュ学会 "L'artiste Camus" (Cerisy-La-Salle, France)   2013年8月17日   Société des Etudes Camusiennes
演劇学校の存在意義と可能性:ピッコロ演劇学校の場合
東浦弘樹、本田千恵子、島守辰明、尾西教彰
日本演劇学会全国大会   2014年6月14日   日本演劇学会

担当経験のある科目