伊東 宏樹

J-GLOBALへ         更新日: 19/02/19 16:54
 
アバター
研究者氏名
伊東 宏樹
 
イトウ ヒロキ
URL
http://www001.upp.so-net.ne.jp/ito-hi/
所属
国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所
部署
北海道支所
職名
チーム長
学位
博士(農学)(京都大学)

プロフィール

シカによる森林への影響や、広葉樹の更新に関する研究などをおこなっています。統計モデリングを解析手法につかっています。

研究課題
- 地域特性に応じた天然林の更新管理技術の開発
- 広葉樹も多い中山間地で未利用資源をむだなく循環利用する方策の提案
- トドマツ人工林主伐に対応した低コスト天然更新施業・管理システムの開発
- 放射能汚染地域におけるシイタケ原木林の利用再開・再生技術の開発
- 森林発達にともなうミズナラの侵入パターンの変化:アカネズミ類による種子散布の影響

研究分野

 
 

経歴

 
2016年4月
 - 
現在
森林総合研究所 北海道支所 チーム長
 
2013年4月
 - 
2016年3月
森林総合研究所 森林植生研究領域 群落動態研究室長
 
2011年4月
 - 
2013年3月
森林総合研究所 企画部研究情報科 研究情報室長
 
2007年4月
 - 
2011年3月
森林総合研究所 多摩森林科学園 チーム長
 
2002年4月
 - 
2007年3月
森林総合研究所 関西支所 主任研究員
 

学歴

 
1986年4月
 - 
1991年3月
京都大学 理学部 
 

委員歴

 
2017年6月
 - 
現在
北方森林学会  「北方林業」編集委員
 
2016年6月
 - 
2018年5月
日本森林学会  主事(広報担当)
 
2014年7月
 - 
2016年7月
人事院  国家公務員採用総合職試験(森林・自然環境)試験専門委員
 
2007年8月
 - 
2011年7月
八王子市  斜面緑地保全委員
 
2010年6月
 - 
2010年12月
林野庁  平成22年度林業普及指導員資格試験審査委員
 

受賞

 
2014年3月
日本生態学会 功労賞
 
2006年3月
日本生態学会 Ecological Research 論文賞 How do deer affect tree seedlings on a dwarf bamboo-dominated forest floor?
受賞者: 伊東宏樹・日野輝明
 

論文

 
伊東宏樹・中西敦史・津山幾太郎・関剛・飯田滋生・河原孝行
森林総合研究所研究報告   17(3) 265-272   2018年9月   [査読有り]
石狩川源流地域では、1954年台風15号(洞爺丸台風)により大規模な風倒が発生した。森林総合研究所北海道支所では、この風倒からの森林の再生過程をモニタリングするため、風倒前には極相に近い針葉樹林であった林分内の6か所の調査地において、植生調査と毎木調査を継続している。植生調査は、1957〜1968年の各年と、1972、1976、1980、1984、1988、1998、2002、2009、2017の各年に実施した。2m×30〜50mの大きさの帯状調査区を設定し、2m×2mの方形区ごとに、階層...
伊東宏樹・関剛・津山幾太郎・飯田滋生
Ecological Research   33(2) 283-283   2018年3月   [査読有り]
Typhoon No. 15 in 1954 (Marie) caused catastrophic windthrow in Hokkaido, northern Japan. The Tomakomai District of the National Forest was one of the forests severely damaged. A study site was established in a stand of the National Forest within ...
樽前山山麓における洞爺丸台風による風倒後の針葉樹3種の更新
伊東宏樹・関剛・津山幾太郎・飯田滋生
北方森林研究   (66) 59-62   2018年2月   [査読有り]
倉本惠生・伊東宏樹・関剛・津山幾太郎・石橋聰
森林利用学会誌   33(1) 5-13   2018年1月   [査読有り]
伊東宏樹
日本森林学会誌   99(4) 172-175   2017年8月   [査読有り]
ナラ枯れ跡地の更新に対するニホンジカの影響を明らかにするため,京都市内のナラ枯れ跡ギャップ内に設置された防鹿柵 と,その外のギャップ内とで更新状況を比較した。樹高1.3m 以上にまで成長していた更新木としては,防鹿柵内ではカラス ザンショウ・アカメガシワ・アラカシ・ウワミズザクラなど14種が確認された。一方,柵外で1.3m 以上にまで成長していた のは,シカの不嗜好性樹種であるナンキンハゼおよびクロバイのみであった。また,樹高1.3m 未満の下層木については,防 鹿柵内では,ニガイチゴ・イ...

書籍等出版物

 
広葉樹の利用と森林再生を考える—中山間地での広葉樹林の取り扱いについて—
伊東 宏樹 (担当:分担執筆, 範囲:ナラ枯れ後の森林更新に対するシカの影響)
森林総合研究所関西支所   2018年1月   ISBN:978-4-905304-82-1
岩波データサイエンス Vol. 6
伊東 宏樹 (担当:分担執筆, 範囲:Rによる状態空間モデリング―dlmとKFASを用いて―)
岩波書店   2017年6月   ISBN:978-4-00-029856-8
BUGSで学ぶ階層モデリング入門―個体群のベイズ解析―
Marc Kéry, Michael Schaub著, 飯島勇人, 伊東宏樹, 深谷肇一, 正木隆訳 (担当:共訳)
共立出版   2016年3月   ISBN:978-4-320-05780-7
“Bayesian Population Analysis using WinBUGS”の全訳である。マルコフ連鎖モンテカルロ(MCMC)法のための統計モデリング用プログラミング言語であるBUGSを用いて、個体群生態学の解析をおこなう方法を解説している。とくに、観測過程と、直接観察できないシステム自体とを明示的に分離してモデル化する「階層モデリング」の考え方を推し進めている。
岩波データサイエンス Vol. 1
伊東 宏樹 (担当:分担執筆, 範囲:時系列・空間データのモデリング)
岩波書店   2015年10月   ISBN:978-4-00-029851-3
統計ソフトウェアのRと、統計モデリング用プログラミング言語であるBUGSを用いて、時系列および空間データの統計モデリングをおこなう方法を紹介した。時系列データを扱う手法としては状態空間モデルを取り上げ、BUGSを用いてパラメータをベイズ推定する方法を説明した。また、空間自己相関のあるデータの統計モデリングとして、CARモデルを用いる方法をRとBUGSを使って説明した。
イギリスのカントリーサイド
Oliver Rackham著, 奥敬一・伊東宏樹・佐久間大輔・篠沢健太・深町加津枝監訳 (担当:共訳)
昭和堂   2012年12月   ISBN:978-4-812211427
“The History of countryside”の全訳である。イギリスのカントリーサイド(農村地域)について、景観形成史や生態学的な観点から、その歴史的な成り立ちと価値を、具体例を挙げつつ解説している。鍵となるのは、伝統的農村地域と計画的農村地域との対比である。動植物、樹林地、ヘッジ、ヒース・ムーア、草地、公道など幅広い対象について、人と自然とが関わってきた歴史を論じている。

講演・口頭発表等

 
トドマツ人工林主伐後の地がきによるカンバの更新
伊東 宏樹
国立研究開発法人森林研究・整備機構平成30年度北海道地域研究成果発表会   2019年2月18日   国立研究開発法人森林研究・整備機構
ミズナラが混交したトドマツ人工林の密度を分角順位法で推定する
伊東宏樹・中西敦史・山嵜孝一・谷村亮・藤生浩史・佐藤勝
第67回北方森林学会大会   2018年11月15日   北方森林学会
遠軽町丸瀬布国有林に位置する、ミズナラが混交したトドマツ人工林において、森下(1957)の分角順位法を使用して、トドマツ、ミズナラ、その他を含む全樹種の個体密度を推定した。分角順位法は、密度推定のための間隔法のひとつである。30点の標本点を設定し、4つの分画について、標本点から3番目に近い個体までの距離を測定して、密度を推定した。これを、標準地調査により測定された値と比較・検討した。
種子供給の観点からみたトドマツ人工林内のカバノキ母樹の雄花生産・果実生産
倉本惠生・伊東宏樹・津山幾太郎・関剛・飯田滋生
第67回北方森林学会大会   2018年11月15日   北方森林学会
トドマツ人工林を主伐後、機械による地表処理を行ってカンバ類等を天然更新させれば低コストで森林の再造成ができるが、種子供給が十分でなければ更新が見込めない。トドマツ帯状伐区への種子供給を評価するため、南富良野町幾寅で伐区周辺のシラカンバの分布と種子供給指標として雄花芽・残存果の調査を行った。母樹は周辺に存在するが、着花が2年連続して充分でないこと、着花する直径でも花付きが少ないことがわかった。
PITタグおよび自動撮影装置による動物種子散布調査手法の検証
中西敦史・石橋靖幸・伊東宏樹
第67回北方森林学会大会   2018年11月15日   北方森林学会
小型のPITタグ(受動無線周波標識)を挿入したミズナラ種子を自動撮影装置の下に配置し、動物による散布後に送受信機を用いてそれらの種子を見つけることで、それぞれの種子について、散布時期、散布者、および散布箇所を明らかにできると考えられる。本研究では、この手法の有効性を検証するとともに、PITタグの封入方法や種子の保存方法などの前処理法が種子の持ち去りに及ぼす影響を検討した。
シカが多い地域でのナラ枯れ後の森林の変化
伊東 宏樹
平成30年度森林総合研究所関西支所公開講演会   2018年10月19日   森林総合研究所関西支所

Misc

 
伊東 宏樹
平成30年度 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 短期集合研修テキスト 数理統計(応用編)   108-150   2018年11月   [依頼有り]
奈良県大台ヶ原の森林とニホンジカ
伊東 宏樹
北方林業   69(1) 29-32   2018年1月   [依頼有り]
伊東 宏樹
平成29年度 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 短期集合研修テキスト 数理統計(応用編)   256-295   2017年11月   [依頼有り]
伊東 宏樹
平成28年度 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 短期集合研修テキスト 数理統計(応用編)   274-317   2016年11月   [依頼有り]
吉丸博志・勝木俊雄・岩本宏二郎・加藤珠理・松本麻子・長谷川絵里・佐橋憲生・秋庭満輝・伊東宏樹・石原誠・高畑義啓・河原孝行・赤間亮夫・阿部恭久・石尾将吾・中村健太郎
森林総合研究所第3期中期計画成果集   86-87   2016年10月

Works

 
伊東 宏樹   コンピュータソフト   2016年1月
Stan translation of models from “Bayesian Population Analysis using WinBUGS” written by Marc Kéry and Michael Schaub

競争的資金等の研究課題

 
森林発達にともなうミズナラの侵入パターンの変化:アカネズミ類による種子散布の影響
日本学術振興会: 科研費(基盤研究C)
研究期間: 2018年4月 - 2023年3月    代表者: 中西敦史
放射能汚染地域におけるシイタケ原木林の利用再開・再生技術の開発
農林水産省: 農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業
研究期間: 2016年7月 - 2019年3月    代表者: 平出政和
ナラ枯れとシカ食害の二重被害後の森林の再生過程の解明
日本学術振興会: 科研費(基盤研究C)
研究期間: 2014年4月 - 2017年3月    代表者: 伊東 宏樹
広葉樹林化技術の実践的体系化研究
農業・食品産業技術総合研究機構生物系特定産業技術研究支援センター: 攻めの農林水産業の実現に向けた革新的技術緊急展開事業
研究期間: 2014年4月 - 2016年3月    代表者: 正木 隆
種特性に基づいた里山二次林の多様性管理技術の開発
環境省: 国立機関公害防止等試験研究費
研究期間: 2010年4月 - 2013年3月    代表者: 正木 隆

社会貢献活動

 
【運営参加・支援】  2015年12月 - 現在
龍ケ崎市の野鳥をしらべる
【編集, 調査担当, 報告書執筆】  龍ケ崎バードウォッチングクラブ  2012年12月 - 2015年10月
【講師】  森林総合研究所  子ども樹木博士  (森林総合研究所)  2015年7月25日 - 2015年7月25日
【講師】  森林総合研究所  子ども樹木博士  (森林総合研究所)  2014年7月26日 - 2014年7月26日
【講師】  森林総合研究所  子ども樹木博士  (森林総合研究所)  2013年8月3日 - 2013年8月3日