2019年2月
擬古典的トラジェクトリー計算によるセシウム交換反応$^{133}$CsI+$^{135}$Cs$\rightarrow$$^{133}$Cs+I$^{135}$Csの反応断面積及び反応速度定数の計算
Computational and Theoretical Chemistry
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- 巻
- 1150
- 号
- 開始ページ
- 40
- 終了ページ
- 48
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.1016/j.comptc.2019.01.008
セシウムの同位体分離法の開発に関連して、ヨウ化セシウム分子とセシウム原子の衝突によるセシウム交換反応の反応速度定数を量子化学計算及び擬古典トラジェクトリー計算により評価した。その結果、3.6$\times$10$^{-10}$cm$^{3}$/molecule/sという大きな値が得られた。また、わずかながら正の温度依存性を持つことが示され、長距離相互作用による引力ポテンシャルと解離プロセスの影響がその原因と考えられた。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.1016/j.comptc.2019.01.008
- ISSN : 2210-271X
- ORCIDのPut Code : 118491499
- SCOPUS ID : 85060339122