MISC

2020年9月

原子力機構-東海タンデム加速器の現状

Proceedings of 17th Annual Meeting of Particle Accelerator Society of Japan (インターネット)
  • 松田 誠
  • 石崎 暢洋
  • 田山 豪一
  • 株本 裕史
  • 中村 暢彦
  • 沓掛 健一
  • 乙川 義憲
  • 遊津 拓洋
  • 松井 泰
  • 阿部 信市
  • 長 明彦
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開始ページ
948
終了ページ
952
記述言語
日本語
掲載種別

原子力機構-東海タンデム加速器は最高加速電圧が約18MVの大型静電加速器であり、核物理,核化学,原子物理,材料照射などの分野に利用されている。2019年度の利用運転日数は118日であり、主として核物理実験に利用された。最高加速電圧は16.2MVであった。加速電圧が上がらない原因は、高電圧端子内の発電機を駆動するための絶縁シャフトが放電により放電痕ができ破損するなど絶縁性能が劣化したためであった。2019年度はSF$_{6}$高圧ガス施設において貯槽の開放検査実施のため7月から約3ヵ月をの施設検査に充てることになり、7月から5か月の長期の運転停止(定期整備)となった。2020年度も同様の検査のため長期の整備となる予定である。発表では加速器の運転・整備状況およびビーム利用開発等について報告する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5069539

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