MISC

2019年7月

原子力機構-東海タンデム加速器の現状

Proceedings of 16th Annual Meeting of Particle Accelerator Society of Japan (インターネット)
  • 松田 誠
  • 長 明彦
  • 石崎 暢洋
  • 田山 豪一
  • 株本 裕史
  • 中村 暢彦
  • 沓掛 健一
  • 乙川 義憲
  • 遊津 拓洋
  • 松井 泰
  • 阿部 信市
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開始ページ
1270
終了ページ
1273
記述言語
日本語
掲載種別

原子力機構-東海タンデム加速器は最高加速電圧が約18MVの大型静電加速器であり、核物理,核化学,原子物理,材料照射などの分野に利用されている。平成30年度の利用運転日数は138日であり、主として核物理実験に利用された。最高加速電圧は16.5MVであった。新たにタンデム加速器の入射ビームラインにビームアッテネータを設置し、ビーム電流の制御を容易にし、かつ荷電変換フォイルの消耗を最小化できるようにした。主な整備事項として、約7万時間使用したペレットチェーンおよび、約9年使用した高電圧端子内発電機の駆動モーターの交換を行った。最近のビーム電流の増強によりビームプロファイルモニターのワイヤーがビームで溶断するトラブルが2件発生した。その他建家の酸欠モニタの電源故障が発生した。発表では加速器の運転・整備状況およびビーム利用開発等について報告する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5066514

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