講演・口頭発表等

ガンマ線誘起陽電子消滅寿命分光で解き明かすCe:Gd$_{3}$Al$_{2}$Ga$_{3}$O$_{12}$結晶の燐光成分の起源

UVSORシンポジウム2020
  • 藤森 公佑*
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  • 北浦 守*
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  • 平 義隆*
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  • 藤本 將輝*
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  • Zen H.*
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  • 平出 哲也
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  • 鎌田 圭*
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  • 渡邊 真太*
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  • 大西 彰正*

開催年月日
2020年10月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
online
国・地域
日本

超短パルスレーザーと電子ビームの垂直衝突によって高エネルギーパルスガンマ線を発生させた。本研究では、その高エネルギーガンマ線を用いた陽電子消滅寿命分光によってGAGG(Gd$_{3}$Al$_{2}$Ga$_{3}$O$_{12}$)、CeドープGAGGおよびCe, MgドープGAGGの結晶中に存在する空孔型欠陥の研究を行った。欠陥に関連した構造における寿命は、Mg共ドーピングによって大幅に変化し、これは、Al/Ga空孔が消失することを示す。この事実は燐光成分が抑制されることとよく対応しており、Mgの共添加が浅い電子捕獲中心の抑制に有効であることを示す重要な結果である。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5070039