周期細孔構造を有するデバイスの開発
京都大学複合原子力科学研究所平成30年度中性子イメージング専門研究会
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- 開催年月日
- 2018年12月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 熊取
- 国・地域
- 日本
細管状の周期構造を有する基板と焼結体を利用して、2種類の中性子イメージング用のデバイス開発を行った。前者に関しては、細管系25$\mu$mのキャピラリプレートに蛍光体粉末であるZnS(Ag)を充填し、中性子補足体である$^{10}$B濃縮ホウ酸の含浸を行い、中性子イメージング用の蛍光板を作製した。後者に関しては、自動車排ガス処理用焼結体である多孔セラミック(細管ピッチ$\sim$700$\mu$m)に、酢酸ガドリニウムの含浸処理を行い、中性子用ソーラースリットを製作した。デバイスとしての性能評価を行うため、KUR E-2ポートに於いて中性子照射実験を行い、中性子用蛍光版、及びソーラースリットとして利用できることを確認した。