2005年
人体内通信の四端子回路網によるモデル化と最適な電極配置に関する検討
エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集
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- 巻
- 19
- 号
- 0
- 開始ページ
- 111
- 終了ページ
- 112
- DOI
- 10.11486/ejisso.19.0.111.0
- 出版者・発行元
- 一般社団法人エレクトロニクス実装学会
人体内通信は,人体を通信媒体とみなしてウェアラブル機器間での情報伝送を行う技術であるが,詳細な信号伝送メカニズムはいまだ解明されていない.本研究では,人体にすべての送受信電極を貼りつける方法(4電極配置モデル)と,送受信機の1電極ずつのみを貼りつける方法(2電極配置モデル)について,四端子回路網によるインピーダンスモデルを作成した.周波数および送受信電極間距離を変えて信号入出力ゲインを実験的・数値解析的に調べ,作成したモデルの妥当性を検討・確認した.そして,2電極配置モデルのほうが4電極配置モデルよりもゲインが大きく,周波数・電極間距離にも依存しないことを実験と数値計算の両面から示した.さらに,実用化へ向けて高周波領域においても電極配置とゲインとの関係を調べ,2電極配置モデルの優位性を示した.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11486/ejisso.19.0.111.0
- CiNii Articles ID : 130004588794
- identifiers.cinii_nr_id : 1000070267342