基本情報

所属
福島大学 理工学群共生システム理工学類 教授
(兼任)兼務教員(附属学校臨床支援センター学校連携部門)
学位
博士(国際文化)(東北大学)
修士(理学)(茨城大学)

研究者番号
50431648
J-GLOBAL ID
200901077411964869
researchmap会員ID
5000102119

 大学では共生システム理工・行政政策・経済経営・食農の4学類の教職課程の専任教員として「特別活動の指導法」「総合的な学習の時間の指導法」「教職実践演習」「教育実習事前事後指導」「理科教育の指導法」「技術科教育の指導法」などを中心に,教員免許取得希望の学生の指導や支援を行っています。また「4学類」の教職科目の担当教員の支援や県市町村教委,学校等との連絡調整も行っています。  上記の広範囲の授業を担当している理由は,私が中学校,小中一貫校の教諭,教育委員会の指導主事などを経験してきたためです。学校現場や教育行政での経験を活かして本学の教員養成に尽力したいと思います。  またサイエンスコミュニケーション(SC)活動「ふくしまサイエンスぷらっとフォームspff」プロジェクトの事務局長として県内外のSC活動に関わっていますが,これは2008年のJSTの地域ネットワーク支援事業採択による本学と福島県(産業創出課)との連携により,県の研究機関,科学博物館や科学館,その他社会教育施設,企業,各種団体等が参画したプロジェクトです。科学の理解増進から,東日本大震災後は放射線教育,復興教育等広い範囲の活動にも関わってきました。  上記の分野横断的総合的な視点はおそらく,私のアカデミック・キャリアパスのスタートである学部の卒業研究の科学史技術史研究が大きく関わっています。そこで自然科学の発展が科学者個人や科学者同士の考えだけでなく,各時代の諸産業と技術と密接な関わりを知ってこの分野に興味を持ちました。即ち技術を媒介として自然を認識してきた科学の歴史研究に卒業研究で取り組んだのです。物理学科の学生が,電磁気学史に取り組む一方で,現代の様々な問題「ゴミ問題」「食糧問題」「資源エネルギー問題」にも研究室の学生院生とともに取り組みました。現代の問題にあたるとき歴史に学びいかに解決してきたのか,そこにはどのような問題があるのか,それらを考えるときに,いわゆる学校教育の「理科」だけでなく,様々な分野との横断的総合的な視点が必要となりました。  当時の視点をもって,現在の各種業務に取り組んでいます。

学歴

  2

委員歴

  26

論文

  54

書籍等出版物

  11

講演・口頭発表等

  63

共同研究・競争的資金等の研究課題

  19

学術貢献活動

  4

社会貢献活動

  121