2014年12月
2次元直線水路内に設置された円柱列の抗力特性
土木学会論文集A2
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- 巻
- 70
- 号
- 2
- 開始ページ
- I_785
- 終了ページ
- I_792
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/jscejam.70.I_785
- 出版者・発行元
- Japan Society of Civil Engineers
樹木群を有する直線開水路流れを簡素化した系として,2次元直線流路内に設置された円柱列を過ぎる流れの抗力特性を埋め込み境界法に基づく高解像度な数値シミュレーションによって検討した.円柱列が流路中央に沿う場合,流れに働く抵抗は円柱配置の詳細に依らずに円柱本数のみで決まること,および円柱列を流路側壁方向に移すことで抵抗が低減できることを示した.これらの知見は抗力モデルに基づく3次元LESによる樹木群流れ解析で得られたものと一致する.また円柱列を流路中央に配置する場合,隣り合う円柱間の間隙距離が円柱直径と同程度のときに流れが受ける抵抗が最大化されること,およびその抵抗は大規模な渦構造による横断方向の混合強度と密接に関連することを確認した.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/jscejam.70.I_785
- ISSN : 2185-4661
- CiNii Articles ID : 130004961374