共同研究・競争的資金等の研究課題

2012年4月 - 2015年3月

「思い出」を生かした東日本大震災からの復興のまちづくり

日本学術振興会  若手研究(B)  若手研究(B)

課題番号
24700247
体系的課題番号
JP24700247
配分額
(総額)
4,420,000円
(直接経費)
0円
(間接経費)
0円
資金種別
競争的資金

本研究では、震災からの復興において求められる復興ガバナンスとは、その当事者たちの「思い出」を言語や表現、活動を通じて紡いでいく過程であることを明らかにした。
24年~25年にかけての、東日本大震災被災地である山元町復興への参与的な活動において、復興における被災コミュニティの再結合、合意形成、計画立案過程において「思い出」を担った言語の必要性が示された。26年には、この知見に基づいて、ガバナンス理論の権威であるUCバークレー校のBevir教授のもとで理論的研究を進め、ガバナンス・ストーリーの解釈・言語化が、ガバナンスの成否を握るファクターであることを明らかにした。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-24700247
ID情報
  • 課題番号 : 24700247
  • 体系的課題番号 : JP24700247