MISC

2019年

09方-11-ポ-28 バスケットボール競技における直径を狭めたリングによるフリースロートレーニングの取り組み事例:パフォーマンス及び試合中の成功率に及ぼす影響について

日本体育学会大会予稿集
  • 三浦 健
  • ,
  • 木葉 一総
  • ,
  • 前田 明

70
0
開始ページ
268_1
終了ページ
268_1
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.20693/jspehss.70.268_1
出版者・発行元
一般社団法人 日本体育学会

<p> 直径を狭めたリングを用いたフリースロートレーニングを長期的に行うことが、パフォーマンスおよび試合中のフリースロー成功率に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。対象者は、大学女子バスケットボール選手14名とし、レギュラー陣を中心としたトレーニング群7名と非トレーニング群7名に区分した。フリースロートレーニングは、北ほか(2011)の研究を参考に、直径を10cm狭めたリングを用いて行った。さらに本研究では、10本決めることを原則週1回8ヶ月(2017年4月~11月)と長期的に実施した。その結果、Post測定時のトレーニング群の【直接(リングに当たらないで入る)】のシュート成功率が向上し、取り組み期間中の大会毎のフリースロー成功率に好影響を与えた。特に、取り組み後のインカレ(12月)では、75.4%と高い成功率を記録した。長期的に行うことで、リングの中心を狙う感覚をつかむことができ、試合での集中力を高めることが示唆された。また、短期間の中断によって、10本決めるまでに要した本数がトレーニング開始直後の数値にまで増加することはなく、トレーニング再開以降速やかに減少する傾向がみられた。</p>

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.20693/jspehss.70.268_1
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130007770473
ID情報
  • DOI : 10.20693/jspehss.70.268_1
  • CiNii Articles ID : 130007770473

エクスポート
BibTeX RIS