2009年4月 - 2012年3月
eラーニングによる多聴支援プログラムの開発とその自律的学習効果の検証
日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究(C)
東京外国語大学英語学習支援センターにおいて、英語多聴学習支援のためのeラーニングプログラムの継続開発を行った。学習コンテンツとしては、アルクとの共同研究のもとで、英語通信教材の「ヒアリング・マラソン」2008年度12ヶ月分のコンテンツのデジタル化に加えて、同一のプラットフォームで実行可能な雑誌「English Journal」(アルク)内の記事のデジタル化および理解確認問題に開発にも着手した。今年度は昨年度に開発した学習ログ閲覧システムを実装し、学習者が自己の学習をモニターできる環境を整えた。昨年度のビヘイビアログの分析等を参照し、今年度はポイント理解に加えて、詳細理解も尋ねるような理解確認問題の複数問題化、学習モデルの精緻化などを行い、学習システム上に反映した。また、次年度の実装に向けて、チャンク訳の作成やポーズ入り音声の作成など、さらに多様な学習形態をサポートするための素材加工を行った。
- ID情報
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- 課題番号 : 20320077