八木久美子 (Kumiko Yagi) - マイポータル

基本情報

所属: 名古屋外国語大学世界教養学部教授

学位: 修士（文学）(1990年3月東京大学)
博士（宗教学）(2001年11月ハーバード大学)
修士（宗教学）(1993年6月ハーバード大学)

連絡先: yagikumnufs.ac.jp
J-GLOBAL ID: 200901091519413799
researchmap会員ID: 5000043369

研究キーワード

研究分野

経歴

2024年4月 - 現在

名古屋外国語大学, 世界教養学部, 教授
2009年4月 - 2024年3月

東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授
2017年4月 - 2019年3月

東京外国語大学, 言語文化学部, 部長（学部長含む）
2004年4月 - 2009年3月

東京外国語大学, 外国語学部, 教授
1996年4月 - 2004年3月

東京外国語大学, 外国語学部, 助教授
1993年6月 - 1996年3月

東京外国語大学, 外国語学部, 助手

学歴

受賞

2016年7月

辻静雄食文化賞, 『慈悲深き神の食卓：イスラムを「食」から見る』, 辻静雄食文化財団

八木久美子

主要な論文

アラブ世界における「市民国家」論のなかのイスラムー「マダニーヤ」の意味を読み解く

八木久美子

東京外国語大学論集 (第106) 125-140 2023年7月査読有り
Family and Islam in the Modern State: A Case of Egypt

14-30 2022年2月25日招待有り
「エジプトの公教育におけるイスラム―「世俗的」国家のなかの国教」

八木久美子

東京外国語大学論集 103 83-99 2022年2月査読有り
「家族概念から見る近代国家のなかのイスラム―20世紀後半のエジプトを例に―」

八木久美子

東京外国語大学論集 99 192-209 2019年12月
「音楽の魅力あるいは誘惑 —婚礼をめぐるアラブ・ムスリムの語りを中心に」

八木久美子

『総合文化研究』vol.21 21 6-19 2018年2月21日筆頭著者

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MISC

「書評へのリプライ」

八木久美子

『宗教と社会』 28 100-101 2022年6月招待有り
「アラブ世界の食とイスラムエジプトのラマダン月のようすから」

八木久美子

中東協力センターニュース 25-28 2020年7月招待有り筆頭著者
「エジプトの香り、クミンの香り」

八木久美子

VESTA 116 14-17 2019年11月1日招待有り筆頭著者
「分かち合うことの大切さ」（食から見るイスラム第六回）

八木久美子

英語教育 2017年9月招待有り
「鳥は鳥屋で、肉は肉屋で」（食から見るイスラム第五回）

八木久美子

英語教育 2017年8月招待有り筆頭著者
「エジプトのB級グルメ、コシャリ」（食から見るイスラム第四回）

八木久美子

英語教育 2017年7月招待有り
塩尻和子編著『変革期のイスラーム社会の宗教と紛争』

八木久美子

宗教研究 91(388) 149-154 2017年6月30日招待有り
ジェラード・ラッセル著、『失われた宗教を生きる人々：中東の秘教を求めて』

八木久美子

図書新聞 (33306) 3-3 2017年6月10日招待有り
「ナツメヤシ」（食から見るイスラム第三回）

八木久美子

『英語教育』 (6月) 2017年6月招待有り
「ラマダーン月、聖なる月の過ごし方」（食から見るイスラム第二回）

八木久美子

英語教育 2017年5月招待有り筆頭著者
「食のタブーについて」（食から見るイスラム第一回）

八木久美子

英語教育 66(1) 2017年4月
ムスリム女性のベール

八木久美子

東京外語会会報 139 9-10 2017年2月1日招待有り
ラマダーンは人生を充実させるための知恵

八木久美子

潮 (692) 126-129 2016年10月1日査読有り招待有り
嶺崎寛子『イスラーム復興とジェンダー―現代エジプト社会を生きる女性たち―』、後藤絵美著『神のためにまとうヴェール―現代エジプトの女性とヴェール』

八木久美子

アジア経済 57(1) 110-113 2016年3月招待有り
「コーランには本当は何が書かれていたか？」

八木久美子

日本経済新聞 2015年11月22日招待有り
イスラムにおける「自由」--近代の知識人を中心として (第六十回〔日本宗教学会〕学術大会紀要特集) -- (第七部会)

八木久美子

宗教研究 75(4) 1103-1105 2002年3月
小説『わが町内の子供達』をめぐる論争が示すもの : エジプトのウラマー,キシュク師による作品批判

八木久美子

東京外国語大学論集 51 [171]-185 1995年
ナショナル・アイデンティティと「女性」--ナギ-ブ・マフフ-ズの作品の女性登場人物を通して

八木久美子

宗教研究 68(2) p361-381 1994年9月
近代ムスリム知識人のス-フィズム志向についての一試論--エジプトの例を中心にして

八木久美子

東京大学宗教学年報 (12) p33-45 1994年
エジプト社会の近代化とアイデンティティーの模索 : ナギーブ・マフフーズの場合

八木久美子

日本中東学会年報 (6) 67-94 1991年3月31日

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主要な書籍等出版物

『イスラーム文化事典』

イスラーム文化事典編集委員会編 (担当:共編者(共編著者), 範囲:編集委員長として編集を統括、および「歴史と概観」、「食の規範」、「ラマダーン月の実践（エジプト）」、「テレビ説教師」、「ナギーブ・マフフーズ」を執筆)

丸善出版 2023年1月31日 (ISBN: 9784621307663) 査読有り
『神の嘉する結婚：イスラムの規範と現代社会』

八木久美子

東京外国語大学出版会 2020年7月30日 (ISBN: 9784904575826)
『慈悲深き神の食卓――イスラムを「食」から見る』

八木久美子

東京外国語大学出版会 2015年6月
『グローバル化とイスラム―エジプトの「俗人」説教師たち』

八木久美子

世界思想社 2011年9月 (ISBN: 9784790715443)
『アラブ・イスラム世界における他者像の変遷』

八木久美子

現代図書 2007年3月
『マフフーズ・文学・イスラム―エジプト知性の閃き』

八木久美子

第三書館 2006年9月20日

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講演・口頭発表等

「科学、宗教、文学―エジプトの作家、マフフーズの視点から」

八木久美子

TUFSグローバルスタディーズ学会第4回学術大会 2024年2月11日 TUFSグローバルスタディーズ学会招待有り
「宗教、言語、領域のはざま、あるいは広がりーアラブ世界の視点から」

八木久美子

日本学術会議公開シンポジウム「今、なぜ「国家」が問われるのか？」 2022年12月10日日本学術会議哲学委員会招待有り
「イスラムはコロナ禍をどうとらえるか」

八木久美子

第６８回コルモス会議公開シンポジウム「グローバルな厄災と宗教」 2022年3月8日現代における宗教の役割研究会招待有り
「国教としてのイスラムと公教育における宗教―エジプトの例から―」

八木久美子

日本宗教学会第80回学術大会 2021年9月6日日本宗教学会
「家族法のイスラム性と社会の世俗性―エジプト身分法をめぐって―」

八木久美子

日本宗教学会第78回学術大会 2019年9月13日日本宗教学会
「ムスリムアイデンティティの普遍化と規範の一律化をめぐって」

八木久美子

日本宗教学会第77回学術大会 2018年9月7日日本宗教学会
「ハラール認証の規格化をめぐって」

八木久美子

[食のハラール研究会」2018年度第二回 2018年7月21日 [食のハラール研究会」招待有り
「結婚に関するアラビア語言説から見る「イスラム」の多様な含意」

八木久美子

日本宗教学会第76回学術大会 2017年9月15日日本宗教学会
「公的空間に投じられるファトゥワー」

八木久美子

「現代中東地域研究」 2017年1月27日「現代中東地域研究」上智大学拠点招待有り
「結婚をめぐるイスラム教徒の語り―現代のアラブ諸国を中心に―」

八木久美子

日本宗教学会第75回学術会議 2016年9月9日日本宗教学会
「イスラムから食を見る」

八木久美子

第三回食のハラール性に関する国際シンポジウム 2016年2月2日東京工業大学「ぐるなび」食の未来創成寄付講座招待有り
Decontextualization in Islamic Jurisprudence: the Fatwa in Public Space

Kumiko YAGI

第21回国際宗教学宗教史学会世界会議 2015年8月23日 the International Association for History of Religions
「法解釈における脱文脈化と再文脈化―イスラムの再普遍化の試み」

八木久美子

日本宗教学会第73回学術大会 2014年9月12日日本宗教学会
「食が人とつなぐ時―ラマダーン月の断食と共食―」

八木久美子

日本宗教学会第72回学術大会 2013年9月6日日本宗教学会
「エジプトの宗教領域におけるせめぎ合い―「俗人説教師」と「聖職者」―」

八木久美子

「イスラーム運動と社会運動・民衆運動」2013年度第２回研究会 2013年7月21日 NIHUプログラム「イスラーム地域研究」招待有り
「グローバル化時代のイスラムにおけるハラール概念の展開」

八木久美子

日本宗教学会第71回学術大会 2012年9月7日日本宗教学会
「グローバル化の中のイスラム―イスラムの市場価値化をめぐって」

八木久美子

日本宗教学会学術大会 2011年9月2日日本宗教学会
ナギーブ・マフフーズ、民衆を信じた知識人

八木久美子

エジプシャンナイト 2011年8月30日エジプト大使館文化部
New Muslim Preachers as an Aspect of Re-Islamization

Kumiko YAGI

第20回国際宗教学宗教史学会世界会議 2010年8月15日 the International Association of the History of Religions
「俗人説教師の活躍とイスラムにおける権威の問題」

八木久美子

日本宗教学会学術大会 2009年9月11日日本宗教学会

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所属学協会

1995年4月 - 現在

「宗教と社会」学会
1993年6月 - 現在

北米中東学会
1993年4月 - 現在

イスラム協会
1990年4月 - 現在

日本中東学会
1990年4月 - 現在

日本宗教学会

主要な共同研究・競争的資金等の研究課題

家族概念から見る近代国家におけるイスラム性と世俗性：20世紀のエジプトを中心に

日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C) 2020年4月 - 2024年3月

八木久美子
グローバル化時代のイスラム言説生成過程に関する研究：ファトゥアーを中心に

日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C) 2016年4月 - 2020年3月

八木久美子
グローバル化時代の消費行動から見る「イスラム性」構築過程についての動態的研究

日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C) 2012年4月 - 2016年3月

八木久美子
イスラムのグローバル化による「イスラム共同体」の構造的変化についての研究

日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C) 2008年4月 - 2012年3月

八木久美子
二十世紀後半のアラブ世界におけるイスラム教徒の「他者/自己」像の形成とその変容

日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C) 2004年4月 - 2008年3月

八木久美子

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学術貢献活動

宗教文化教育推進センター運営委員

企画立案・運営等

宗教文化教育推進センター 2014年4月 - 現在
日本学術会議連携会員（第２５~２６期）

学術調査立案・実施

日本学術会議 2020年10月 - 2026年9月
国際宗教研究所理事

企画立案・運営等

国際宗教研究所 2022年4月1日 - 2026年3月31日
「日本社会におけるイスラムの実像」事業アドバイザリーボード

審査・評価

笹川平和財団 2022年5月26日 - 2023年3月31日
科学研究費専門委員

審査・評価

日本学術振興会 2021年11月1日 - 2022年10月31日
日本学術振興会・特別研究員等審査会専門委員

審査・評価

日本学術振興会 2019年7月 - 2020年9月
日本学術会議連携委員（第２３~２４期）

学術調査立案・実施

日本学術会議 2014年10月 - 2020年9月
大学設置・学校法人審議会大学設置分科会文学専門委員会委員

審査・評価

文部科学省 2015年11月 - 2018年10月
『現代宗教』編集委員

査読

国際宗教研究所 2015年4月 - 2016年3月
科学研究費専門委員

審査・評価

日本学術振興会 2012年4月 - 2014年3月

その他

『宗教学事典』

2010年11月 - 2010年11月

「自殺・自死・殉教」および「布施・喜捨・寄進」の二項目について執筆