八木 久美子

J-GLOBALへ         更新日: 18/09/29 03:17
 
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研究者氏名
八木 久美子
 
ヤギ クミコ
eメール
kuyagitufs.ac.jp
URL
http://www.tufs.ac.jp/ts2/personal/kuyagi/
所属
東京外国語大学
部署
大学院総合国際学研究院
職名
教授
学位
博士(宗教学)(ハーバード大学), 修士(宗教学)(ハーバード大学), 修士(文学)(東京大学)

研究キーワード

 
 

研究分野

 
 

経歴

 
2009年4月
 - 
現在
東京外国語大学 大学院総合国際学研究院 教授
 

学歴

 
1991年9月
 - 
1993年5月
ハーバード大学 文理大学院 宗教学
 
 
 - 
1993年3月
東京大学 人文科学研究科 宗教学宗教史学専攻
 
 
 - 
1990年3月
東京大学 人文科学研究科 宗教学宗教史学専攻
 
 
 - 
1982年3月
東京外国語大学 外国語学部 アラビア語学科
 

受賞

 
2016年7月
辻静雄食文化財団 辻静雄食文化賞 『慈悲深き神の食卓:イスラムを「食」から見る』
 

論文

 
八木久美子
『総合文化研究』vol.21   21 6-19   2018年2月
「アラブ・ムスリム社会における結婚をめぐる語り」
八木久美子
東京外国語大学論集   (93) 179-195   2016年12月   [査読有り]
「イスラム法解釈における再文脈化と脱文脈化―グローバル化時代のイスラム法再普遍化の試み」
八木久美子
東京外国語大学論集   89    2015年4月   [査読有り]
イスラム法解釈の現場で起きている、脱文脈化と再文脈化という二つの相反する傾向が実際には、どちらも教育水準が上がり、情報があふれる現代の要請に合ったものであることを明らかにした。
「イスラムにおける断食と共食―ラマダーン月の食行動が生み出すもの」
八木久美子
東京外国語大学論集    (87) 215-234   2014年3月   [査読有り]
「イスラム的に消費するということ―ハラ―ル概念の変容とその意味」
八木久美子
『総合文化研究』   16 30-43   2013年3月

Misc

 
「分かち合うことの大切さ」(食から見るイスラム第六回)
八木久美子
英語教育      2017年9月   [依頼有り]
「鳥は鳥屋で、肉は肉屋で」(食から見るイスラム第五回)
八木久美子
英語教育      2017年8月   [依頼有り]
「エジプトのB級グルメ、コシャリ」(食から見るイスラム第四回)
八木久美子
英語教育      2017年7月   [依頼有り]
塩尻和子編著『変革期のイスラーム社会の宗教と紛争』
八木久美子
宗教研究   91(388) 149-154   2017年6月   [依頼有り]
ジェラード・ラッセル著、『失われた宗教を生きる人々:中東の秘教を求めて』
八木久美子
図書新聞   (33306) 3-3   2017年6月   [依頼有り]

書籍等出版物

 
『慈悲深き神の食卓――イスラムを「食」から見る』
八木久美子
東京外国語大学出版会   2015年6月   
食の禁忌とラマダーン月の断食という二つの宗教規範のイスラム内部における意味、および現代社会におけるそれらが持つ意義や機能を掘り下げることで、同時代のイスラム教徒の日常生活におけるイスラムのありよう、イスラム教徒意識の所在について分析した。
『世界を食べよう!――東京外国語大学の世界料理』
八木久美子 (担当:共著)
東京外国語大学出版会   2015年10月   
『世界宗教百科事典』
井上順孝 (担当:共編者)
丸善出版   2012年12月   ISBN:978-4-621-08577-6
『グローバル化とイスラム―エジプトの「俗人」説教師たち』
八木久美子
世界思想社   2011年9月   ISBN:9784790915443
『アラブ・イスラム世界における他者像の変遷』
八木久美子
現代図書   2007年3月   
アラブ世界のイスラム教徒を対象に、彼らの言説を分析することによって、20世紀における他者認識の変遷を辿ろうとするもの。小説、旅行記、エッセー、そして映画を資料として取り上げ、他者としての西洋およびアメリカのイメージを抽出する。その上でこうした他者像が個々の文脈において負っている役割を検証し、他者を描く行為がその多くは自分たちの社会に対する自己批判となっていることを明らかにする。

講演・口頭発表等

 
「ムスリムアイデンティティの普遍化と規範の一律化をめぐって」
八木久美子
日本宗教学会第77回学術大会   2018年9月7日   日本宗教学会
「ハラール認証の規格化をめぐって」 [招待有り]
八木久美子
[食のハラール研究会」2018年度第二回   2018年7月21日   [食のハラール研究会」
「結婚に関するアラビア語言説から見る「イスラム」の多様な含意」
八木久美子
日本宗教学会第76回学術大会   2017年9月15日   日本宗教学会
「公的空間に投じられるファトゥワー」 [招待有り]
八木久美子
「現代中東地域研究」   2017年1月27日   「現代中東地域研究」上智大学拠点
「結婚をめぐるイスラム教徒の語り―現代のアラブ諸国を中心に―」
八木久美子
日本宗教学会第75回学術会議   2016年9月9日   日本宗教学会

Works

 
グローバル化時代のイスラム言説生成過程に関する研究:ファトゥワーを中心に
2018年7月 - 2018年8月
イギリスのムスリムコミュニティについて、婚姻儀礼及び葬送儀礼の実態について資料収集を行なった。
グローバル化時代のイスラム言説生成過程に関する研究:ファトゥワーを中心に
2017年8月 - 2017年8月
・複数の婚姻契約締結式および結婚式について調査し、関係者にインタビューすることで、イスラムの規範とマレー土着の要素について、当事者がどのように捉え、位置づけているかについての情報収集を行なった。
・マレーシア国際イスラム大学、イスラム金融国際センターの研究者と意見交換し、さらにアマーナ・イフティヤール・マレイシア(イスラミック・マイクロクレディット機関)を訪問し、情報を収集した。
グローバル化時代のイスラム言説生成過程に関する研究:ファトゥワーを中心に
2017年2月 - 2017年2月
アラブ世界最大の国際的なブックフェアを訪問し、イスラム法学に関する一般向けの書籍の出版傾向を調査するとともに、ファトゥワーに関する資料収集を行なった。また、カイロ大学の研究者と意見交換を行なった。
グローバル化時代の消費行動から見る「イスラム性」構築過程についての動態的研究
2014年9月 - 2014年9月
エジプトにおける食文化、とくに外食文化において、イスラムの食物規範がどのような影響を与えているか、また食品産業にかかわる人々にはどのように認識されているかを調査した。とくに食肉の生産、加工過程はイスラムの規範と直接関係しており、現場を訪問して聞き取りを行った。
グローバル化時代の消費行動から見る「イスラム性」構築過程についての動態的研究
2013年9月 - 2013年9月
クアラルンプール市内の食料品を扱う複数の大規模商店を対象とし、イスラムの規範に適った「ハラール」食品と、酒や豚などイスラムの規範に抵触する食品の扱いの際について、販売の仕方、および購入者の種類についての調査を行った。

競争的資金等の研究課題

 
グローバル化時代のイスラム言説生成過程に関する研究:ファトゥアーを中心に
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
研究期間: 2016年4月 - 2020年3月    代表者: 八木久美子
イスラム法学の世界は多元的な構造を持ち、同時に多様な見解が存在するのが常である。これまでは法学者の資格を厳格に規定する、あるいは相反する見解が出された場合には「合意」を得たものに突出した権威を持たせる、などの仕組みが存在したが、グローバル化時代には情報量が爆発的に拡大し、いわゆる一般信徒も法学についての議論に参入することになる。こうした新しい状況の中で、複数の選択肢の中から特定の言説が力を獲得していく過程を明らかにする。
グローバル化時代のイスラム言説生成過程に関する研究:ファトゥアーを中心に
科学研究費補助金
研究期間: 2016年4月 - 2020年3月
グローバル化時代の消費行動から見る「イスラム性」構築過程についての動態的研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
研究期間: 2012年4月 - 2016年3月    代表者: 八木久美子
1980年代から顕著になるイスラム復興に関し、従来のように政治的あるいは思想的な現象と捉えるのではなく、
この研究では、一般信徒の日常生活における実践というレベルで進む(再)イスラム化の側面に焦点を合わせる
。具体的には、日々の生活をイスラム化しようという意識の高まりが、消費行動を決定する要素としてのイスラ
ムの重要性を増し、結果的に、消費者としての人々の選択およびその周辺に広がる消費をめぐる言説が市場にお
ける「イスラム性」を構築し、それが社会全体に拡散するプロセスに着目する。それによっ...
グローバル化時代の消費行動から見る「イスラム性」構築過程についての動態的研究
科学研究費補助金
研究期間: 2012年4月 - 2016年3月
イスラムのグローバル化による「イスラム共同体」の構造的変化についての研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
研究期間: 2008年4月 - 2012年3月
伝統的な「イスラム共同体」の構造とは、世界はイスラム的規範の支配する「イスラムの家」とそれ以外の「戦争の家」に二分されるという認識の上に立ち、「イスラムの家」の中心であるアラブ・中東世界のウラマーに特別な権威が認められ、彼らがイスラムの舵取り役を担うというものであった。しかしながら、今日、人も情報もあらゆる境界線を越え地球上に広がっていくなかで、このような枠組みは大きく揺らいでいる。本研究では、グローバル化に伴い、「イスラム共同体」の伝統的な構造が根底から覆されようとしており、そのことによ...