2018年6月 - 2020年3月
HLA分子を介した免疫系を撹乱する薬物の新規同定法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽) 挑戦的研究(萌芽)
人類共通のHLA-Gを例として、代表者等が構築したHLAタンパク質を用いたスクリーニング法により実施した既存薬スクリーニングの結果を受けて、疾患との関連が予想できる結合候補薬剤に着目した。この結合候補薬剤についてin vitroで調製したHLA-Gとの複合体を用いた質量分析法による解析により、候補薬剤とHLA-Gタンパク質との結合を実証することに成功した。
他方、薬剤過敏症と関連するHLAと薬剤の結合や提示されるペプチドパターンの変化が分子レベルで明らかにされている抗HIV薬・アバカビルとHLA-B*57:01多型について、我々のスクリーニング法を適用したところ、両者の結合を示唆する成果を得た。
他方、薬剤過敏症と関連するHLAと薬剤の結合や提示されるペプチドパターンの変化が分子レベルで明らかにされている抗HIV薬・アバカビルとHLA-B*57:01多型について、我々のスクリーニング法を適用したところ、両者の結合を示唆する成果を得た。
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- 課題番号 : 18K19278
- 体系的課題番号 : JP18K19278