別府三奈子 (Minako BEPPU) - マイポータル

基本情報

所属: 法政大学社会学部メディア社会学科教授
: (兼任)大学院社会学研究科教授

学位: 博士新聞学(上智大学)
Ph.D in Journalism(Sophia University)

研究者番号: 20353203
J-GLOBAL ID: 200901098445431883
researchmap会員ID: 5000043768

日本と米国でマスメディア業界（新聞・雑誌・テレビの記者業・編集者業）におよそ10年従事した後、博士課程を経て、200２年に大学研究職に移り、今に至っています。

研究キーワード

研究分野

経歴

2017年4月 - 現在

法政大学大学院, 社会学研究科, 教授
2017年4月 - 現在

法政大学, 社会学部, 教授
2012年4月

日本大学大学院新聞学研究科・法学部教授
2005年10月

日本大学法学部准教授
2002年4月 - 2005年9月

大分県立芸術文化短期大学, 情報コミュニケーション学科, 准教授

学歴

1997年4月 - 2001年3月

上智大学大学院, 文学研究科新聞学専攻

委員歴

2023年6月 - 2025年5月

日本メディア学会, 企画委員会幹事
2021年6月 - 2023年5月

日本メディア学会, ジャーナリズム研究教育部会幹事
2016年6月 - 2018年5月

日本マスコミュニケーション学会, 学会誌「マス・コミュニケーション研究」編集委員

受賞

2021年11月

「市民・学生・自治体部門」優秀賞, 「ルソンの祈り～順子ちゃんの戦場をたどって」, 「地方の時代」映像祭

別府三奈子・別府研究室

論文

DX化時代のニュース・リテラシー事例研究 : ストーニーブルックモデル

別府三奈子

「メディア情報リテラシー研究」 4(1) 148-169 2023年2月1日査読有り筆頭著者最終著者責任著者
「戦傷のメディア・エスノグラフィ：行間を読み取る過程についての一考察事例研究・佐世保釜墓地戦没者追悼式」

別府三奈子

社会志林 66(2) 1-41 2019年9月1日筆頭著者最終著者責任著者
「展示が示す‘戦傷’の意味―特別展「空襲被災者と戦後日本」

別府三奈子

『政経研究時報』（No.20-2） 20(2) 6-10 2018年3月31日招待有り
連載コラム「ニュースメタボ診断」

別府三奈子

月刊「ＧＡＬＡＣ」放送批評懇談会 2010年4月から(2011年3月まで) 2010年4月25日
「ジャーナリズムと映像表現ー昭和／消去の類型」

別府三奈子

『マス・コミュニケーション研究』日本マス・コミュニケーション学会 (76) 43-67 2010年1月査読有り
巻頭連載コラム「ジャーナリズムの名言」

別府三奈子

月刊『JOURNALISM』 09年11月～17年3月(222-現在) 2009年11月1日
『ジャーナリズムと映像表現ー日米比較試論としての「‘国策’報道写真論」』

別府三奈子

『メディア史研究』メディア史研究会 25(25) 20-48 2009年5月査読有り
「ジャーナリズム改善のための社会制度―事例としてのスクリップス・ハワード財団と大学院教育」

別府三奈子

『放送研究と調査』NHK放送文化研究所 2008年(10月) 80-87 2008年9月25日
「日本の「表現の自由」は大丈夫か―映像ジャーナリズム・プロフェッション論再考」

別府三奈子

『朝日総研レポート AIR21』朝日新聞社 (217) 60-79 2008年6月
「特集―「八月ジャーナリズム」のゆくえ―弱肉強食の「歴史」を超える」

別府三奈子

『月刊民放』日本民間放送連盟 2006年(422) 18-21 2006年7月25日
「開かれたジャーナリズム研究をめざして――日米独における戦前期新聞学の交流から]

別府三奈子

『ソフィア』上智大学 2006年(214) 172-190 2006年6月25日

MISC

書評井上祐子『日清・日露戦争と写真報道 : 戦場を駆ける写真師たち』

別府三奈子

メディア史研究 (33) 95-106 2013年3月
「ウィキリークスをどう見るかー国益、国家機密とジャーナリズム」

別府三奈子

『新聞研究』日本新聞協会 2011年(717) 12-15 2011年6月25日
「ジャーナリズムと映像―消去の事例：「南ベトナム海兵大隊戦記」放送中止事件・再考」

別府三奈子

『ジャーナリズム＆メディア』日本大学法学部新聞学研究所 (4) 197-219 2011年3月
「海外研究動向米国」

別府三奈子

年刊『ジャーナリズム＆メディア』 2008年号(2016年) 2008年3月25日招待有り
「職能（プロフェッション）を育てるー米国ジャーナリズム大学院査察調査から」

別府三奈子

『月刊民放』日本民間放送連盟 2006年(5月) 38-39 2006年4月25日
「情報をめぐる米国メディアと政府の攻防」

別府三奈子

『ＮＩＰＰＯＲＯ』日本放送労働組合（日労組） (1621) 32-33 2005年7月25日
「視角：ヒエラルキー末端の声を拾う」

別府三奈子

『総合ジャーナリズム研究』東京社 (186) 2003年10月25日
「米ジャーナリズム史にみられるプロフェッション化運動の経緯と特徴」

別府三奈子

『コミュニケーション研究』 (31) 93-107 2001年3月
「米国ジャーナリズム研究・教育のスタンダード“ブライヤー・アプローチ”の史的考察」

別府三奈子

『マス・コミュニケーション研究』日本マス・コミュニケーション学会 56(56) 190-202 2000年3月
「ジャーナリズム向上のための米国大学の試み」

別府三奈子

『総合ジャーナリズム研究』東京社 (172) 2000年2月
「岐路に立つ米国ジャーナリズム研究・教育」

別府三奈子

『新聞研究』日本新聞協会 (580) 1999年11月

書籍等出版物

『映画で学ぶジャーナリズム社会を支える報道のしくみ』

(担当:共著, 範囲:はじめに、テーマ1：スポットライト・3：ペンタゴンペーパーズ・10：ニッポンの嘘、付録他)

勁草書房 2023年8月21日 (ISBN: 9784326603633)
『近代日本メディア人物誌ジャーナリスト編』

土屋礼子・井川充雄編著 (担当:分担執筆, 範囲:「第Ⅳ部第３章沢田教一ベトナム戦争報道写真でピュリツアー賞を受賞した日本人カメラマン」「第Ⅳ部第４章大森実 ’鉛筆一本’の国際事件記者・評論家」)

ミネルヴァ書房 2018年1月30日
『調査報道ジャーナリズムの挑戦 ―市民社会と国際支援戦略』

花田達朗、別府三奈子, 大塚一美, デービッド・E カプラン (担当:共著, 範囲:Ⅰ部2章「ジャーナリズムの基盤構造と調査報道の水脈」、および、Ⅱ部「調査報道ジャーナリズムを支援する国際的戦略」)

旬報社 2016年11月26日
『アメリカ報道史ージャーナリストの視点から見た米国史』

原著・マイケル・エメリー、共訳・武市英雄ほか (担当:共訳, 範囲:第19章・メディアを改善する努力、第20章・メディアテクノロジー：21世紀の挑戦)

松柏社 2016年9月20日
『ヒューマンライツ教育』

青山学院大学ヒューマンライツ研究会編 (担当:共著, 範囲:Ⅲ－5章「ピース・ジャーナリズムとヒューマンライツ教育」)

有信堂 2015年3月30日
『いいがかり---原発「吉田調書」記事取り消し事件と朝日新聞の迷走』

「いいがかり」編集委員会 (担当:共著, 範囲:3章「白光筆禍事件再考」)

七つ森書館 2015年3月24日
『レクチャー現代ジャーナリズム』

早稲田大学ジャーナリズム教育研究所 (担当:共著, 範囲:「第7講ジャーナリズム前史」「第8講米国のジャーナリズム」「第9講日本における「報道」の歩み」)

早稲田大学出版部 2013年5月20日
『エンサイクロペディア現代ジャーナリズム』

早稲田大学ジャーナリズム教育研究所

早稲田大学出版部 2013年4月1日
『放送番組で読み解く社会的記憶ージャーナリズム・リテラシー教育への活用』

早稲田大学ジャーナリズム教育研究所・公益財団法人放送番組センター共編 (担当:共著, 範囲:第7章「ベトナムの樹」)

日外アソシエーツ 2012年6月25日
『放送番組で読み解く社会的記憶』

日外アソシエーツ 2012年
『「水俣」の言説と表象』

小林直毅編著 (担当:共著, 範囲:第8章「新聞写真が描く初期水俣病事件」)

藤原書店 2007年6月24日
『アジアでどんな戦争があったのかーー戦跡をたどる旅』

別府三奈子

めこん 2006年8月15日
『ジャーナリズムの起源』

別府三奈子

世界思想社 2006年2月25日
『論争いま、ジャーナリスト教育』

花田達郎他編著 (担当:共著, 範囲:「“プロ”基準を創出する米国のプロフェッション教育制度」)

東京大学出版会 2003年3月25日

講演・口頭発表等

プロフェッションとしてのジャーナリストへ

別府三奈子・渡辺周

雑誌『世界』の対談 2017年9月1日岩波書店
「負の遺産の継承方法をめぐる考察―アジア戦跡調査にみる当事者の重みについて」

別府三奈子

空襲被災者運動研究会、第15回公開研究会、 2017年6月3日東京大空襲・戦災資料センター招待有り
「ジャーナリズムと写真― “国策”報道写真論に関する独米日の接点と断層」アジア会館

メディア史研究会 2008年9月6日
「地域ジャーナリズムの使命と可能性」2007年度春季大会ワークショップ（ジャーナリズム部会企画)、討論者,熊本学園大学

日本マス・コミュニケーション学会 2007年6月10日
「ジャーナリズム教育法の検討」ジャーナリズム部会企画研究会、報告者（ジャーナリズム部会企画）、日本プレスセンター

藤田真文

日本マス・コミュニケーション学会 2007年3月16日
「米国初のジャーナリズム学部認定基準の制定過程に関する一考察」1999年度春季大会個人研究発表、北海道東海大学

日本マス・コミュニケーション学会 1999年6月6日

所属学協会

主要なWorks(作品等)

ドキュメンタリー映画「ルソンの祈り～順子ちゃんの戦場をたどって」

別府三奈子・別府研究室

2021年11月その他

もっとみる

共同研究・競争的資金等の研究課題

メディア環境における水俣病事件の構築と記憶

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2010年 - 2012年

小林直毅, 伊藤守, 大石裕, 藤田真文, 小林義寛, 別府三奈子, 烏谷昌幸, 山腰修三, 山口仁
ジャーナリズム構築力の周縁からの形成をめざすジャーナリスト教育の研究開発

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2005年 - 2007年

花田達朗, 大石泰彦, 林香里, 別府三奈子
水俣病事件報道のメディアテクストとディスクールにかんする研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2003年 - 2005年

小林直毅, 伊藤守, 大石裕, 藤田真文, 小林義寛, 別府三奈子
ケーブルネットワークを活用した地域遠隔学習支援システムの研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2001年 - 2003年

三宅正太郎, 別府三奈子, 吉川喬, 凍田和美, 村井護晏, 吉岡孝, 藤田文

社会貢献活動

NPO法人 Out of Flame 理事

運営参加・支援, その他

2019年2月1日 - 現在
講演「政治報道とジャーナリズム」

講師

認定NPO法人かわさき市民アカデミーかわさき市民講座 2018年6月1日 - 現在
写真ジャーナリズム研究会

編集

別府研究室 2004年4月1日 - 現在

その他

招聘研究員

2012年4月

早稲田大学総合研究機構・ジャーナリズム研究所
サイバーアーカイブス館長

2007年11月

サイバーアーカイブス『アジア戦跡情報館』（www.war-memories.org)の創設と管理・運用
ジャーナリズム研究実験室（ジャーナリズムラボ）の運営

2003年10月

『ジャーナリズムラボ』（研究室ＨＰ）:www.j-news.org の運営