共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2018年3月

グローバリゼーション下の教師 -生活と意識・専門職性の変容ー

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
15H03490
体系的課題番号
JP15H03490
担当区分
研究分担者
配分額
(総額)
17,420,000円
(直接経費)
13,400,000円
(間接経費)
4,020,000円

アンケート調査と海外でのインタビュー調査によって得られた知見は以下のとおりである。
1)教職が「高い社会的評価」や「恵まれた経済状況」ではないにもかかわらず、教師の満足感は極めて高く、「使命感がなければできない」職業であるとするものが97%にも達している。②学校の運営や職員会議への参加は高くないが、同僚とは授業を参観しあうなど、「教科を教える」という業務に限定する傾向がみられ、それは前3回調査と比較しても強くなっている。2)海外では、教育委員会と労働組合による契約の下で雇用されるため、労働について明確な規約があり、日本のような役割拡大にも至らず、UK以外は長時間労働が必ずしも問題になっていない。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15H03490/15H03490seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15H03490
ID情報
  • 課題番号 : 15H03490
  • 体系的課題番号 : JP15H03490