2016年4月 - 2019年3月
扁平上皮がんの発生、進展におけるTHG-1の役割
日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 16K08706
- 体系的課題番号
- JP16K08706
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,810,000円
- (直接経費)
- 3,700,000円
- (間接経費)
- 1,110,000円
- 資金種別
- 競争的資金
がん細胞は、環境ストレス、代謝ストレスおよび治療に対して高い頑健性を示す。本研究で我々はTsc 22ファミリータンパク質による扁平上皮がん進展の新しいメカニズムを明らかにした。 TSC-22ファミリーのメンバーであるTHG-1は、正常な扁平上皮の基底層に発現し、扁平上皮がんに過剰発現し、Ras-ERK経路によってリン酸化されることで腫瘍増殖を促進する。さらにプロテオーム解析を用いて新規THG-1相互作用タンパク質を同定した。 THG-1は、細胞増殖、細胞保護、代謝および微小環境を調節するタンパク質と相互作用することで、腫瘍形成に中心的役割を果たすことが明らかになった。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 16K08706
- 体系的課題番号 : JP16K08706