2017年
中学校教員のダンスに対するジェンダー・イメージ,抵抗感と羞恥心 : A市公立中学校保健体育教員を対象として
研究集録
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- 巻
- 号
- 166
- 開始ページ
- 109
- 終了ページ
- 115
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 岡山大学大学院教育学研究科
本研究では,地方都市A市内公立中学校保健体育科教員を対象として,ダンスのジェンダー・イメージ(男らしさ/女らしさ),ダンスに対する態度(抵抗感と羞恥心[恥ずかしさ])に関する質問紙調査を行い,実状を把握することを試みた。その結果,①ジェンダー・バイアスについては未だ根強く残っており,種目(領域)別にみると「創作ダンス」が女性らしいと思われる傾向にあることが明らかとなった。また,②抵抗感や羞恥心については,抵抗感や羞恥心ともに中立化の傾向を示したものの,未だ抵抗感や羞恥心を抱く教員が多いことが明らかとなった。
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