2018年
球磨川河口域における自然再生事業を対象としたモニタリング
海洋開発論文集
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- 巻
- 74
- 号
- 2
- 開始ページ
- I_1012
- 終了ページ
- I_1017
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/jscejoe.74.i_1012
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
熊本県南部を流れる一級河川球磨川の河口域においては,自然再生事業の一つとして,球磨川上流で発生した掘削残土を対象地域に覆土することにより,ヨシ原を再生し水質浄化や河口域を生息場とする魚介類等の増殖を行う取り組みが行われている.本研究では,この河口域で行われている自然再生事業により生態系および地形にどのような影響を与えるのか,地形の経年変化に関するモニタリングを実施した.その結果,希少な渡り鳥の休息地となっている河口の小島については大きな地形変化はみられなかった.みお筋に関しては,2015年から2017年にかけ増加と消失といった変化を確認できおり,希少な野鳥の飛来は確認できてはいるものの,引き続き今後のモニタリングおよび順応的管理は必要である.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/jscejoe.74.i_1012
- eISSN : 2185-4688
- CiNii Articles ID : 130007482364
- identifiers.cinii_nr_id : 9000398145364
- CiNii Research ID : 1390845713000909184