2015年4月 - 2018年3月
包括的手法によるがん治療の新規放射線増感法の研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
がん治療において、物理的精度の向上や低侵襲性という面からも今後、放射線治療の大きな増加が見込まれる。一方、放射線治療の増感剤としては臨床に定着した増感剤はほとんどない。本研究においては種々の機能を持つ遺伝子を標的としてより広く網羅的に増感標的遺伝子を検索する。放射線感受性を増感させる候補遺伝子として抽出されたDNMT3b, poly(ADP-ribose) polymerase1 (PARP-1)、interleukin 27 receptor, alpha (IL27RA)、APOBEC3Gの評価を進め、これらの遺伝子の機能阻害が放射線感受性を増感させることを見出した。
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- 課題番号 : 15K14416
- 体系的課題番号 : JP15K14416