共同研究・競争的資金等の研究課題

2014年4月 - 2021年3月

限界集落で暮らし続ける独居高齢者を支える要因の検討

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)
  • 村上 佳栄子

課題番号
26861989
配分額
(総額)
1,950,000円
(直接経費)
1,500,000円
(間接経費)
450,000円

近年、わが国では少子・高齢化が進展し、人口減少社会、過疎化によるコミュニティ機能の衰退が指摘されている。特に社会共同生活の維持を困難とする限界集落の支援のあり方が問われており、高齢者における最も重要な健康課題である。先行研究から示唆されてきた限界集落におけるコミュニティのあり方について着目したい。コミュニティとしての機能を維持・再生することは、住民の生を身体的・精神的・社会的に支えることにつながると考える。特に限界集落におけるコミュニティの機能が消滅に近づく一方で、先行研究のなかでコミュニティのなかで培ってきた住民の生きる力が示唆されてきた。そのことを踏まえて実践へのサジェスチョンにつながる支援のあり方を見出すことが必要である。
本研究は、平成22-25年度に実施した科学研究費(「限界集落における独居高齢者の生と暮らしの持続可能性の探索(研究活動スタート支援)」「限界集落で暮らし続ける独居高齢者の強さとその意味(若手研究B)」)による予備調査にて先行研究で得られた関連要因を用い、信頼性および妥当性について検証することを目的とする。さらに限界集落で暮らし続ける独居高齢者の生を支えるプロセスをコミュニティの関連に着目し、住民の生きる力につながる支援の在り方に新たな見解を得ることを目的とする。
今後は、調査に先立ち先行研究による関連要因を再度検証し、理論を生成したうえで調査項目の作成を実施していく予定である。