2010年4月 - 2015年3月
iPS細胞を用いた難治性呼吸器疾患の病態解明と新規治療法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
ヒトiPS/ES細胞を分化させ肺胞前駆細胞を誘導しその過程でCarboxypeptidase M (CPM)が有用な表面蛋白質であることを見出した。また肺胞を作るのに不可欠なII型肺胞上皮細胞の分化誘導のため、この細胞に特異性の高いSurfactant Protein C(SPC)のレポーターiPS細胞を作成した。さらにCPMを使って単離した肺胞前駆細胞を3次元培養することでSPC陽性かつ電顕でlamellar body様構造がみられる肺胞上皮細胞を分化誘導しレポーター細胞用いてこれらの細胞を単離できた。また複数種の疾患患者細胞から疾患特異的iPS細胞を作成した。
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- 課題番号 : 22249031
- 体系的課題番号 : JP22249031