2006年 - 2007年
垂直縫地工法に関する研究
科学研究費補助金
- 資金種別
- 競争的資金
トンネル坑口部や土被りの小さい箇所ではトンネル掘削に伴い,地表面沈下,切羽の不安定,斜面の崩壊などの現象を生じやすい.これらの対策工の一つである垂直縫地工法の現在の設計法は,補強材のせん断抵抗が斜面の安定を保つという考えが一般的である.しかし,収集した現場計測データでは実際の作用効果が異なっていると予想された.本研究はこのような現状を踏まえ,補強効果,補強作用ノメカニズムと合理的パターンについての研究を行っている.