2013年4月 - 2018年3月
唾液コルチゾールを用いた新たなコンディション評価法の確立
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
本研究では、起床時コルチゾール反応(CAR)に着目し、唾液コルチゾールに関する課題を精査して、測定評価方法を確立するため、1)短期トレーニング前後、2)長期トレーニング期におけるトレーニング負荷に応じたCARの変化について検討した。
1)短期間高負荷トレーニングによるオーバーリーチング時には、起床直後の唾液コルチゾール値は合宿前後で有意に増加していた。2)エリート長距離選手のトレーニング負荷と起床30分後の唾液コルチゾール値には、有意な正の相関関係が認められた。これらの結果により、CARは有用なコンディション指標であり、トレーニング負荷が高い選手ほど、その有用性が期待できることが示唆された。
1)短期間高負荷トレーニングによるオーバーリーチング時には、起床直後の唾液コルチゾール値は合宿前後で有意に増加していた。2)エリート長距離選手のトレーニング負荷と起床30分後の唾液コルチゾール値には、有意な正の相関関係が認められた。これらの結果により、CARは有用なコンディション指標であり、トレーニング負荷が高い選手ほど、その有用性が期待できることが示唆された。
- ID情報
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- 課題番号 : 25750341
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
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