共同研究・競争的資金等の研究課題

2013年4月 - 2016年3月

外分泌顆粒膜動態から追跡するオートファジー制御機構の解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
25461026
体系的課題番号
JP25461026
配分額
(総額)
4,940,000円
(直接経費)
3,800,000円
(間接経費)
1,140,000円

膵臓腺房細胞のチモーゲン顆粒膜に特異的に発現するタンパク質Glycoprotein2 (GP2)が細胞内のオートファジー機構を調節するのかを明らかにすることで、未だその全容が明らかにされていないオートファジー機構を解明することを目的とした。GP2ノックアウトマウスを用いた実験により、膵臓外分泌消化酵素アミラーゼの分泌、オートファゴソーム膜形成関連タンパク質発現およびER小胞体形成関連タンパク質発現がGP2の有無によってコントロールされていることが明らかになった。結論として、オートファジーが起こる過程において、ER膜からの膜成分供給の時点でGP2分子の制御がかかる可能性が示唆された。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-25461026/25461026seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-25461026
ID情報
  • 課題番号 : 25461026
  • 体系的課題番号 : JP25461026