共同研究・競争的資金等の研究課題

2009年 - 2010年

全天X線モニターと可視・赤外偏光観測によるマグネターの放射機構の解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究(B)

課題番号
21740140
体系的番号
JP21740140
配分額
(総額)
4,680,000円
(直接経費)
3,600,000円
(間接経費)
1,080,000円

全天X線観測監視装置「MAXI」が2009年7月に打ち上げられ、観測を開始した。本研究期間中、MAXIは新天体を4つ発見した。また、突発天体や変動天体の報告を世界中に配信した(ATEL:62件、GCN:17件)。そして、数個のマグネターに対して常時監視する体制が整った。また、全く予想外の出来事であったカニ星雲のGeVガンマ線フレアと同時期にX線観測を行ない、X線パルス成分に変化がないことを示した。GeVガンマ線フレアの原因がPulsar Wind Nebulaであるとする説を支持する結果である。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21740140
ID情報
  • 課題番号 : 21740140
  • 体系的番号 : JP21740140