2014年4月 - 2017年3月
M&A実施企業における内部成長要因の変化 -企業成長に向けた取組みの解明-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究は、ものづくりに関わる組織能力と製品の設計思想の適合性が競争優位をもたらすという考え方に基づき、競争優位の獲得に向けた1つの選択肢としてM&Aの有効性を企業のケーススタディから明らかにしようとする目的をもつ。
分析の結果、M&Aは製品の設計思想に変化をもたらし、それは市場の位置づけを変えることを明らかにした。その際、①M&A後にあるべき姿の明確提示と社内浸透の徹底、②被M&A実施企業とともに学ぶという姿勢(統制しない)、③M&A実施企業と被M&A実施企業間の密な連携、④双方の研究開発分野の関連性、⑤M&A実施企業の保有能力(技術の吸収能力と製品開発力等)、が必要であることも示された。
分析の結果、M&Aは製品の設計思想に変化をもたらし、それは市場の位置づけを変えることを明らかにした。その際、①M&A後にあるべき姿の明確提示と社内浸透の徹底、②被M&A実施企業とともに学ぶという姿勢(統制しない)、③M&A実施企業と被M&A実施企業間の密な連携、④双方の研究開発分野の関連性、⑤M&A実施企業の保有能力(技術の吸収能力と製品開発力等)、が必要であることも示された。
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- ID情報
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- 課題番号 : 26380483
- 体系的課題番号 : JP26380483