J-PARC MLF ANNRIを用いたNb-93の中性子全断面積の測定と中性子回折の影響評価
日本原子力学会2020年春の年会
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- 開催年月日
- 2020年3月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 福島
- 国・地域
- 日本
ニオブはステンレス鋼の添加物であり、原子炉等でも広く利用されている。しかしながら過去の測定では導出された共鳴パラメータに差異が見られる。そこで断面積の高精度化を目指し、J-PARC MLF ANNRIに設置されたリチウムガラス検出器を用いて、ニオブ-93の中性子全断面積の測定を行った。測定の過程で中性子の回折の効果が確認されたため、モデルを仮定し評価を試みた。本講演では断面積測定の現状と、試料による回折の影響評価について報告する。