2020年2月15日
日本語教育における遠隔授業見学の新たな展開ー授業担当者と解説者の同一化の試みー
第8回日本語・日本文化国際フォーラム
- 開催年月日
- 2020年2月14日 - 2020年2月15日
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 大阪大学日本語日本文化教育センター、マヒドン大学教養学部
- 開催地
- マヒドン大学
- 国・地域
- タイ
大阪大学日本語日本文化教育センター(以下、「CJLC」とする)では、日本語・日本文化教育研修共同利用拠点事業の一環で、2018年度より大手前大学・京都産業大学(以下、「KSU」とする)とともに、日本語教員養成課程の実習生に向けて、遠隔で日本語の授業を見学できるシステムの開発に取り組んでいる。本稿では、第8回遠隔授業見学で行った、授業担当者が同時に解説も行うという新たな形式による実習生の学びに対する効果について考察をした。授業担当者自身から授業中に解説が聞けることは、実習生にとって学びの実感を得やすく、実習生自身が行う教壇実習につながる経験が得られやすい可能性があることがわかった。