MISC

2018年2月

【認知症と画像診断-認知症の画像診断の役割と将来展望-】DKI、NODDIの認知症研究への応用

Rad Fan
  • 鎌形 康司
  • ,
  • 武中 祐樹
  • ,
  • 齊藤 麻美
  • ,
  • 入江 隆介
  • ,
  • 堀 正明
  • ,
  • 青木 茂樹

16
3
開始ページ
87
終了ページ
91
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)メディカルアイ

近年、Diffusion tensor imaging(DTI)より新たな拡散MRI解析手法が数多く提案され、その有用性が報告されている。水分子拡散の正規分布モデルを仮定するDTIでは、実際の複雑な生体組織構造を完全に推定するには限界がある。そのため、DTIの限界を乗り越えるべく、diffusional kurtosis imaging(DKI)、Neurite Orientation Dispersion and Density Imaging(NODDI)など新たな拡散MRIの解析法が提案されている。これらの技術は認知症研究へも応用され、その有用性が報告されている。本稿ではDKI、NODDIの簡単な理論背景と認知症研究への応用について概説する。(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 1348-3498
  • ISBN : 9784862911704
  • 医中誌Web ID : 2018210225

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