Works(作品等)

2020年9月1日 - 2020年12月3日

ミニ展示コーナー「関東大震災97周年 少年・佐藤謙三の震災体験」

  • 横浜開港資料館(担当:吉田 律人)

《内容》
日々の出来事をつづった日記は、過去の事象を知る重要な手がかりになります。1923(大正12)年9月1日、後に国文学者として大成し、國學院大學の学長を務める佐藤謙三は、自宅のある橘樹郡保土ケ谷町(現・横浜市保土ケ谷区)で関東大震災に遭遇しました。当時12歳の謙三は神奈川県立第二中学校(現・翠嵐高等学校)の1年生で、日記や回想にその時の様子を記しています。こうした謙三の記録からは、大きな被害を受けた保土ケ谷町の状況がうかがえます。今回は日記を中心に謙三の震災体験を紹介していきます。

《メディア報道》
・「佐藤謙三元学長 少年期の日記を展示」(『國學院大學学報』第694号、2020年10月20日)
・「関東大震災 記録で迫る」(『神奈川新聞』2020年9月21日)
・「元国学院大学長の関東大震災日記」(『東京新聞』2020年9月4日)
・「国文学者が見た関東大震災」(『毎日新聞』2020年9月2日)