共同研究・競争的資金等の研究課題

2008年 - 2010年

統合失調症関連分子の機能に及ぼす環境因子の影響

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
20390073
体系的課題番号
JP20390073
配分額
(総額)
20,020,000円
(直接経費)
15,400,000円
(間接経費)
4,620,000円

脳の発達段階にRNAi法を用いて統合失調症関連遺伝子(DISC1)の発現を抑制し、成熟期のマウスの行動、脳機能や形態にどのような影響を及ぼすか検討し、ヒトの統合失調症病態に類似した症状を示すか調べた。その結果、前頭皮質におけるドパミン神経の機能低下および認知機能障害が観察され、行動障害は統合失調症治療薬で有意に改善された。このことから、このマウスは統合失調症様の症状を示している可能性が示唆された。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-20390073/20390073seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-20390073
ID情報
  • 課題番号 : 20390073
  • 体系的課題番号 : JP20390073