2014年4月 - 2018年3月
学習効果最大化を目的とした英文自動添削のフィードバックにおける学習臨界点の特定
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
本研究では,英文ライティングにおけるフィードバックと学習効果の関係を調査した.そのため,英作文データの収集を行い,文法誤り,構文情報を人手で付与して,詳細な分析を推し進めた.この結果を基に各実験条件と学習効果の関係の分析を行った.その結果,当初の仮説とは異なり,実験条件間に学習効果の差異は見られなかった.この一番の理由として実験に使用した前置詞誤り検出/訂正手法が,理論値通りの性能で検出/訂正できなかったということが明らかとなった.この問題を解決し,より効果のあるフィードバックを実現するため手法の性能改善とフィードバックの質の改善に取り組んだ.その結果,性能,質とも一定の改善成果が得られた.
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- 課題番号 : 26750091
- 体系的課題番号 : JP26750091