2016年4月 - 2018年3月
ドラム演奏による認知症改善・予防プログラムの実証的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
すでに発症した認知症であっても、身体運動により認知機能の改善効果があった報告が数多い。低活動が問題となる長期滞在型の施設で、重度の認知症患者であっても維持されているリズム応答機能を利用し、認知症やその他の衰弱性疾患の人々が参加できる新しいプログラムを開発した。
集団でドラムを使ったコミュニケーション演奏を行なうプログラムを30分間週3回3ヶ月間のランダム化比較試験介入実験を行なった。その結果、3ヶ月間のドラム演奏は可能で且つ上達することがわかった。認知機能のスコアが改善し、運動機能も関節可動域で有意に改善していた。従って、集団ドラム演奏は運動効果や認知機能改善効果があることがわかった。
集団でドラムを使ったコミュニケーション演奏を行なうプログラムを30分間週3回3ヶ月間のランダム化比較試験介入実験を行なった。その結果、3ヶ月間のドラム演奏は可能で且つ上達することがわかった。認知機能のスコアが改善し、運動機能も関節可動域で有意に改善していた。従って、集団ドラム演奏は運動効果や認知機能改善効果があることがわかった。
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- 課題番号 : 16K15363
- 体系的課題番号 : JP16K15363
この研究課題の成果一覧
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論文
2-
Frontiers in Rehabilitation Sciences 4 2023年5月25日 査読有り筆頭著者責任著者
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Frontiers in Aging Neuroscience 12 142-142 2020年7月2日 査読有り筆頭著者責任著者
講演・口頭発表等
3-
NEURO2019 2019年7月25日
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The 25th Annual Meeting of Cognitive Neuroscience Society 2018年3月27日
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日本心理学会第81回大会 2017年9月20日